商標登録insideNews: 京都の八ッ橋、創業年巡り提訴 老舗同士の争い法廷で : 京都新聞

京都八ッ橋 創業年紛争

聖護院八ッ橋総本店(京都市左京区聖護院山王町)が公表する創業年「1689年」は偽りだとして、ライバル社の井筒八ッ橋本舗(京都市東山区川端通四条上ル)が4日、公表内容の差し止めなどを求める訴訟を京都地裁に起こした。井筒八ッ橋本舗は「1689年に八ッ橋が存在したことを示す文献はなく、当時は存在しなかった」などと主張。

情報源: 京都の八ッ橋、創業年巡り提訴 老舗同士の争い法廷で : 京都新聞

カンブリア宮殿 Ryu’s Eye (聖護院八ッ橋総本店 社長 鈴鹿且久 専務 鈴鹿可奈子), 1:05 京都八ッ橋 創業年紛争

北座跡地にある 井筒八ッ橋本舗 祇園本店 / Izutsu Yatsuhashi / 京都いいとこ動画, 1:00

今年は2018年ですから、329年前の創業の事実を争う紛争になります。今生きている誰もが見たことがない筈です。原告側に事実と異なることを挙証する義務がありますので、”OO年が本当の創業だ”との主張をその証拠の書類を添付しながら挙げる必要があり、被告側は1689年とした根拠を挙げることになりそうです。歴史も絡んでの展開になりそうです。因みに、1689年は江戸時代元禄文化のころであり、1687年の大嘗祭の再興や1694年の下鴨神社・上賀茂神社の葵祭の復興などに代表されるように朝廷儀式の復活が盛んな時代でした。

情報源 2018.8.22: 京都の八ッ橋訴訟、聖護院側が争う姿勢 「創業元禄2年」巡り(京都新聞) – Yahoo!ニュース

京都 地域ブランド・商標登録 全国ご当地名産品 vol.26-5

(2022.9.9追記)

京都銘菓「八ツ橋」をめぐり、老舗の「聖護院八ツ橋総本店」(京都市)が根拠なく「創業元禄2(1689)年」を掲げているとして、ライバル社の「井筒八ツ橋本舗」(同市)が表示差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は16日までに、井筒側の上告を退ける決定をした。14日付。井筒側敗訴とした一、二審判決が確定した

情報源: 「井筒」の敗訴確定 八ツ橋創業表示訴訟―最高裁:時事ドットコム

Shogoin Yatsuhashi Sohonten (Shogoin Sanno-cho, Sakyo Ward, Kyoto City) declared that the year it was founded in 1689 was a lie, and rival company Izutsu Yatsuhashi Honpo (Shijo Aguru, Kawabata-dori, Higashiyama-ku, Kyoto City) announced on the 4th. A lawsuit was filed with the Kyoto District Court seeking an injunction on the contents of the publication.

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商標登録insideNews: 「小田原かまぼこ」訴訟、知財高裁で和解(産経新聞) – Yahoo!ニュース

小田原かまぼこ訴訟 和解

「小田原かまぼこ」の地域団体商標を保有する神奈川県小田原市の「小田原蒲鉾(かまぼこ)協同組合」が、同県南足柄市のかまぼこ製造業者「佐藤修商店」などに商標を無断で使用されたとして、業者に製品の販売差し止めなどを求めた訴訟は、知財高裁(鶴岡稔彦裁判長)で和解が成立した。和解は1日付。

情報源: 「小田原かまぼこ」訴訟、知財高裁で和解(産経新聞) – Yahoo!ニュース小田原かまぼこ訴訟 和解

[コメント]小田原市内のかまぼこ製造業者13社による小田原蒲鉾協同組合が南足柄市のかまぼこ製造業者「佐藤修商店」に小田原かまぼこ」の地域団体商標の使用の差し止めなど(商標権侵害製品の販売差し止めと約5千万円の損害賠償)を迫った訳ですが、今回は和解となっています。地域団体商標や地理的表示の争いの典型的なパターンとして、権利主体となる生産者組合がどうしても行政の区画にそった縄張りになってしまい、実は産地がそれよりも広く1つの生産者組合での調整ができない場合に発生すると思われます。他の業者の名称使用に他人の信用を利用する目的があるかないかのとの認定も加味されています。

小田原蒲鉾協同組合
神奈川 地域ブランド・商標登録

小田原かまぼこ訴訟 和解

The “Odawara Kamaboko Cooperative” in Odawara City, Kanagawa Prefecture, which holds the regional collective trademark for “Odawara Kamaboko”, was accused of using the trademark without permission by “Sato Osamu Shoten”, a kamaboko manufacturer in Minamiashigara City, Kanagawa Prefecture. A settlement was reached at the Intellectual Property High Court in a lawsuit seeking an injunction against a vendor to stop selling its products.

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商標登録insideNews: 田中義剛、商品のネーミングミスで1億円以上損「発売して10日ぐらいで…」 : スポーツ報知

 タレントの田中義剛(60)が、3日放送のTBS系「坂上&指原のつぶれない店」に出演し、自身が経営をする花畑牧場の商品のネーミングで1億円以上損した失敗談を初告白した。

情報源: 田中義剛、商品のネーミングミスで1億円以上損「発売して10日ぐらいで…」 : スポーツ報知

[コメント]記事の内容は、商標を出願して登録する意味がよくわかる失敗談と思います。”天使”でお菓子分野で文句をつけるのは、推測ですが、もちろん”天使”をブランドとする会社だろうと思われます。

Morinaga Corporate Video、6:16

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