商標登録insideNews: 飲食店の「模倣問題」もコレで解決!? 特許庁、店舗デザインを「意匠権」の対象とする方針 | Foodist Media

飲食店、特に人気店が抱えるリスクのひとつに「模倣」がある。売上に好影響をもたらすと思われる外装や看板、メニューなどが“真似”されるケースは後を絶たない。飲食店にとっては店のすべてが戦略になるため、安易に真似され、地道に築き上げてきた信用やブランドを傷つけられることの影響は小さくない。

情報源: 飲食店の「模倣問題」もコレで解決!? 特許庁、店舗デザインを「意匠権」の対象とする方針 | Foodist Media

[コメント]店舗の内外装の模倣防止に意匠権を活用させるように特許庁や有識者は考えているようですが、特許・意匠登録系の工業所有権は権利が失効したら自由に真似できるというのが原則で、その失効以前は独占権として皆さん真似しないようにというのがルールです。言い換えると、店舗デザインを意匠権で保護するということは、意匠権が切れた日から真似し放題となるということです。アップルの店舗とそっくりでロゴのリンゴだけパイナップルに代えたアップルもどきのパイナップルコンピュータなる店舗を意匠権失効の翌日に作ったとしても誰も文句を言えないことになります。良いんですかね?黒やガラス基調のレクサス風のディーラにいくと、実は中国製の自動車のブランドのディラーで、レクサスと似てませんか?と言うとレクサスさんの店舗意匠権切れてますからと言われて終わりということです。日本はそんな混乱を招く法改正をしようとしていると言えます。

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