令和6年度日本農業遺産の認定地域の決定
農林水産省は、令和6年12月24日(火曜日)に行った世界農業遺産等専門家会議の評価結果を踏まえ、日本農業遺産の認定を行う地域を決定しました。
概要 日本農業遺産とは、我が国において特徴的かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定する制度です。この度、農林水産省は、令和6年12月24日(火曜日)に行った世界農業遺産等専門家会議の評価を踏まえ、日本農業遺産の認定を行う地域を決定しました。
情報源: 令和6年度日本農業遺産の認定を行う地域の決定について:農林水産省
今回、新たに日本農業遺産の認定がなされた地域は、以下の4地域です。
- 兵庫県北播磨・六甲山北部(きたはりま・ろっこうさんほくぶ)地域
「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」 - 兵庫県朝来(あさご)地域
「岩津ねぎを核とした資源循環型農業システム =伝統種子の継承と地域連携による里地里山保全=」 - 徳島県県南(けんなん)地域
「みなみ阿波の樵木林業システム -照葉樹林に育まれた里山、里海の物語-」 - 沖縄県多良間(たらま)地域
「琉球王国時代の「抱護(ポーグ)」が育む多良間島の持続的島嶼農業システム」
抱護(ポーグ)は、琉球王国時代の林業政策を今に伝える貴重な樹林帯です。
新規認定地域ポスター(農林水産省のPDF)
日本農業遺産とは
日本の世界農業遺産(15)と日本農業遺産(28)
The Japanese Agricultural Heritage System is a system that certifies areas in Japan that have distinctive and traditional agriculture, forestry, and fisheries. Based on the evaluation of the Globally Important Agricultural Heritage System Expert Meeting held on Tuesday, December 24, 2024, the Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries has decided on the areas to be certified as Japanese Agricultural Heritage Systems.
日本農業遺産の認定を知らせるニュースや地方自治体のウェブサイト
「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」が日本農業遺産に認定されました(兵庫県)
「岩津ねぎを核とした資源循環型農業システム」が日本農業遺産に認定されました
伝統的技法による林業「みなみ阿波の樵木林業システム」が日本農業遺産に登録(動画有り)
多良間の「抱護(ポーグ)」日本農業遺産に認定 沖縄県内で初 防風林活用を評価