江戸時代の商標🏮 150年以上も前の他人の商売と区別するための江戸商人のブランド

明治よりも前の商標 特許は特許庁や特許法が無ければ発生しないものですが、商標は特許庁が無くても存在するものであり、事実として特許庁が存在する前から商標はありました。日本が工業所有権について制度化したのは明治からですが、明 …

暖簾(のれん)記号による和の標章

暖簾記号 商標 和の標章 日本の古くからの商売には、例えば1つの文字と1つの記号の組み合わせからなる構成の屋号を使用している例があり、それぞれの記号には日本古来の読み方が与えられていて、また記号もシンプルで変わることなく …

出願書類で商標は何色だったかご存知でしょうか?ベテランか否かを判別する紙出願時代のトリビア

出願書類の紙出願 出願書類で商標は何色だったかご存知でしょうか?これが色商標の話かと思った方はやや早合点です。この問いに即答できる輩は(私見ですが)ベテランの弁理士若しくはベテランの知的財産業界人です。もう少しかみ砕いて …

明治17年の各国商標登録件数の比較

各国商標登録件数の比較 (明治17年・1884年) 各国の商標登録の件数は当時の国の趨勢のランキングとも言えそうです。 1. フランス/仏蘭西 13,346 2. ドイツ/独逸 9,967 3.オーストリア/墺太利 6, …

商標條例註解 明治時代の商標法 (明治17年6月発行)

商標條例註解 商標條例註解は商標条例についての明治17年6月発行の解説書です。明治時代の商標法については、今まで考えたこともあまりなかったものですが、国会図書館から商標條例註解の複写物をダウンロードできましたので、商品の …