商標登録insideNews: Samoa Joins the Madrid System | WIPO

On December 4, 2018, the Government of Samoa deposited its instrument of accession to the Madrid Protocol with WIPO’s Director General, making Samoa the 103rd member of the Madrid System, which now covers 119 countries. The Protocol will enter into force for Samoa on March 4, 2019.

情報源: Samoa Joins the Madrid System

WIPO Director General Meets Samoa’s Minister for Commerce, Industry and Labor, 2:04

商標登録insideNews: Malawi Joins the Madrid System | WIPO

Malawi Joins the Madrid SystemSeptember 25, 2018On September 25, 2018, the Government of Malawi deposited its instrument of accession to the Madrid Protocol with WIPO’s Director General, making Malawi the 102nd member of the Madrid System, which now covers 118 countries. The Protocol will enter into force for Malawi on December 25, 2018.

情報源: Malawi Joins the Madrid System

アフリカ東部内陸部に位置するマラウイは、マドリッド制度に加入します。マドプロでの利用可能日は、2018年12月25日に予定されています。

商標登録insideNew: 100 Members and Counting: Madrid System Welcomes Indonesia|WIPO

インドネシアがマドリッド制度(マドプロ)の100番目の加盟国へ。2018年1月2日から出願可能へ。

In a landmark moment in Madrid System history, the Government of Indonesia has deposited its instrument of accession to the Madrid Protocol with WIPO’s Director General, making Indonesia the 100th member of the Madrid Union. The Protocol will enter into force for Indonesia on January 2, 2018.

情報源: 100 Members and Counting: Madrid System Welcomes Indonesia

商標登録insideNews: WIPOへのお問い合わせ・各種様式の提出は、新しいContact Madridサービスをご利用ください | 経済産業省 特許庁

新しいContact Madridのオンラインコミュニケーションサービスにより、マドリッド制度のカスタマーサポートが一層充実します。当該サービスを利用することにより、24時間 365日いつでもWIPOへのお問い合わせ、各種様式または応答書類の提出ができます。

情報源: WIPOへのお問い合わせ・各種様式の提出は、新しいContact Madridサービスをご利用ください | 経済産業省 特許庁

Contact Madrid

情報源: Contact Madrid

商標登録insideNews: Madrid timeline: August 2018 – Rishad Bathiudeen

Sri Lanka has appointed an eminent legal personality and a time-honoured expert in Intellectual Property (IP) to lead the country’s historic accession to the international trademark system called the Madrid Protocol. And the accession is slated to be completed by August next year. “We thank you for your contribution to the development of our intellectual … Continue reading Madrid timeline: August 2018 →

情報源: Madrid timeline: August 2018 – Rishad Bathiudeen

[コメント]スリランカがマドリッド制度に加盟のための準備を始めたているとの記事になります。2018年加盟予定だそうです。現在99か国ですので、100か国目と予想されます。

商標登録insideNews: Madrid-Renewalで手数料に関連する欠陥と決別 | WIPO

7月6日木曜日より、更新のオンライン請求は、国際商標登録の満了3ヶ月前から利用できるようになります。e-Renewalシステムを通じて支払いを完了すると、請求はそれ以降の手数料の変更に影響を受けません。

情報源: Madrid-Renewalで手数料に関連する欠陥と決別

情報源: e-Renewalをアップデートしました | 経済産業省 特許庁

WIPO・マドリッドモニターで国際登録商標を検索🔍

マドリッドモニター(Madrid Monitor)が正式運用開始

 "WIPO" photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
“WIPO 2016 Assemblies Screensaver in WIPO library” photo by EIFL / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
E-Madrid構築の始めの第一歩としてマドリッドモニターがWIPOの商標検索用ツールとして正式に運用されています。マドリッドモニターは現在アクセス可能なROMARIN、 WIPO Gazette of International Marks、Madrid E-Alert、及びReal-Time Statusの機能及び情報を一つに統合したアプリケーションです。2017年の遅くには, ROMARIN, Madrid E-Alert 及びMadrid Real-Time Status はWIPOのウエブサイトでは利用できなくなります。

Madrid Monitor integrates the functions and content of these tools, which will be discontinued later this year.

マドリッドモニターの機能

検索(Search):マドリッドモニターの検索では全ての国際登録に関する詳細な情報の検索を行うことができます。直感的なインタフェースを使用しながら、国際登録番号(IRN)、名義人、標章、図形、基礎となる商標出願番号/登録番号、区分(ニース分類、ウィーン図形分類)等を使って検索可能です。従来からのROMARINからの検索機能を引き継ぎ、Global Brand Databaseと同様の図形検索も可能です。マドリッドモニターのデータベースは全ての国際商標出願(pending)及び国際登録(Inactiveも含む。)ですので、各同盟国の国内商標についての検索は、Global Brand DatabaseかTMViewなどの国際登録以外のデータベースを検索することになります。出願前のavailablity checkは、Global Brand DatabaseかTMViewを使用し、登録後のステータスチェックはMadrid Monitorを使用することが推奨されます。

追跡(Track):国際商標出願及び国際登録の進捗について、詳細な情報と経緯を確認することができます。
フォロー(Follow):手続の請求に係る現在の処理状況や決定通知書類(暫定的拒絶理由通知書や保護認容声明等)にて、国際登録のステータスの進捗をフォローすることができ、ワンクリックの検索オプションで強調させることができます。
保存及び共有(Save & Share): 検索結果や標章の詳細レポートをHTMLやPDF形式で保存し、記録を他の人に共有するためのハイパーリンクを作成することができます。
監視(Watch):自分や競業者の標章について、自身でカスタマイズした監視リストを作成することによって、関心のある商標についてリアルタイムでEメールによるアラートを受信するように設定することができます。

Madrid Monitor Beta
Madrid Monitor Beta (http://www.wipo.int/branddb/wo/en/)

A. Search(検索)

マドリッドモニターで利用できる検索としては2種類あり、SearchとAdvanced Searchがあります。Searchの初期画面のレイアウトについては、左側に1つの入力欄であるSearch In Box、右側にFiler By, これらの下部に検索結果(Records matching the search)が示されます。マドリッドモニターでは、直感的には、左側のSearch In Boxが検索データを増やすように作用し、右側のFilter Byが検索データを絞るように作用します。検索結果は、LIST表示(或いはGRID表示)されていても図形付きで表示されるため、把握しやすいものとなっています。

Advanced Searchでは、シンプルなSearchよりも細かなデータ入力が可能です。画面レイアウトについては、左側のSearch In BoxがAdvanced Searchの専用のSearch Byに入れ替わりますが、右側にFilter By, これらの下部に検索結果(Records matching the search)が示されるところは、Searchと同じになります。Advanced Searchにはタブをクリックすることで入ることができます。

1. Search In Box (検索入力欄)

先ず、SearchのInput Boxでは、AUTOの文字がその中に現れます。AUTOの文字に対してマウスを寄せると、英語ですがマウスオーバーで種々の説明を表示してくれます。AUTOの文字の下部には、上から順にText, Number, Date, Class, Countryのメニューが現れており、それぞれの項目がプルダウンメニューがあります。Search Input Boxに1つ設定すると、右側にずれて次の設定が可能です。好きなだけ検索タームを入れることができますが、2つの用語の間に演算子をまったく含まない場合、ORが仮定されるため、ANDを追加しなければ、それぞれの検索タームはORの関係になります。また、検索タームの入力の際には、自動的な示唆表示機能(auto-completion)があるため、入力が容易となります。

検索タームの入力後、Searchボタンをクリックすれば、画面の下半分に調査結果が出力されます。サーチ結果の総数はサーチ結果の左上の分母で表され、ページ化されて表示されます。ページ化する単位は、10, 30, 60, 100の中から選ぶことができます。表示方法としてリスト表示(List View)とグリット表示(Grid View)があり、リスト表示がデフォルトになります。表示される項目はOptionボタンをクリックして取捨選択可能です。ステータス、本国(origin)、国際登録番号、登録番号について、昇順、降順の選択が可能です。

検索の演算子と文法

マドリッドモニターでは、各クエリは用語と演算子に分かれています。用語は、単一の単語(例えば、syringe)または引用符で囲まれた複数の単語(例えば、”hypodermic needle”)のどちらでも検索可能です。次に、以下のタイプの演算子のいずれかを使用して、より複雑なクエリを実行するために、条件を変更または結合することができます。

  1. ブール演算子(Boolean operators) – AND、OR、NOT – 用語を結合する単純な論理演算です。両方の用語を含むレコードを検索するには、用語の間にANDを使用します。どちらかの用語を含むレコードを検索する用語との間にORを使用し、第1の用語を含むレコードを検索する用語の間には使用しません。 2つの用語の間に演算子をまったく含まない場合、ORが仮定されます。 2つの別々の語句の代わりに複数語句が必要な場合は、単語を引用符( “)で囲みます。
  2. グループ化演算子(Grouping operators) – ( OR )AND – 演算子が適用される論理的順序を制御できます。カッコで囲まれたグループは別々に扱われ、他の用語と組み合わせて単位となります。例えば(dog OR cat)AND collarは、 ‘collar’と ‘dog’または ‘cat’の両方を含むレコードを検索し、dog OR(cat AND collar)はdogまたはcatとcollarの両方を含むレコードを検索します。
  3. ワイルドカード/任意文字(Wildcards) – *(アスタリスク)、?(クエスチョン) – 単語内の単一または複数の文字を一致させることができます。 “?”クエスチョンワイルドカードは任意の1文字にマッチし、”*”アスタリスクワイルドカードは0文字または複数の文字と一致します。例えばte?tは ‘test’と ‘text’の両方に一致し、text*は ‘text’、 ‘texts’、 ‘texting’などと一致します。
  4. 近接演算子(Proximity operator) – ” “~ – 互いに特定の単語数の中で2つ以上の単語を検索できます。”fruit juice”~10を検索すると、fruitという単語がjuiceという単語の10語以内にあるすべてのレコードが見つかります。もし用語の最後に〜10がなければ、正確なフレーズ”fruit juice”だけが有効な一致となります。
  5. ファジーマッチ/曖昧検索(fuzzy match) – ~ – 入力した語句と同じように、語句のスペルが記録されているレコードを検索できます。たとえば、alco~ は’also’, ‘alcoh’, ‘asco’ など多くのものを見つけます。 0(異なる)から1(似ている)までの数字を指定することで、どの程度の類似する一致を得るのかより詳細に制御することができます。例えばtext~0.1はtext~0.9よりも多くの一致を持つものとなります。
  6. 範囲の検索 – [ TO ] – 一連の値に一致する用語を検索できます。 ‘TO’演算子を使用して範囲を入力し、用語を角かっこ[](square brackets)で囲みます。例えば[1012222 TO 1012235]は、1012222と1012235などの2つの値の間の登録番号を持つレコードと一致します。範囲に境界値が含まれないようにする場合は、角括弧の代わりに中括弧{}(braces)を使用します。日付範囲を入力するには、提供されるカレンダーを使用して[日付範囲]オプションを選択するのが最も簡単です。

Regular Search Box
Search Input BoxとSearch Result

マドリッドモニター・メニュー内の選択項目

Menu List メニューの中でさらに選択可能です。
Text
  • MARK_ALL(Mark[標章]–all text fields including translation [翻訳] and transliteration[音訳])
  • MARK_P (Mark[標章]–Phonetic matching (音韻の一致) of all text fields including translation [翻訳] and transliteration[音訳])
  • HOL (Holder’s name [商標権者名])
  • RES (Representative Name [代理人名])
  • GS (Goods and services text all available languages[可能な言語での指定商品・指定役務])

音韻オプション(Phonetic option)を使用すると、入力した言葉のように聞こえる言葉を検索できます。 例えば cocoを検索すると’koko’, ‘cocoa’, ‘choko’ などと一致します。この検索は、Mark fieldだけで可能です。文字の入力と平行して、いくつかの候補が入力候補として表示されますので、それを選択することもできます。

Number
  • IRN (International Registration Number [国際登録番号])
  • BAN (Basic Application Number [基礎出願番号])
  • BRN (Basic Registration Number [基礎登録番号])
  • REF (WIPO internal document reference number [WIPO 内引例番号]
Date
    • RD (Registration Date[登録日])
    • ED (Expiration Date[権利満了日])

例えば、日付けで、Today, Last 6 months, Year to Date、Specific Date, All Days before/after, Date rangeなどもPopup表示されす。

Class
  • NC (Nice Class [ニース分類])
  • VCS (Vienna Class [ウイーン分類(図形)])
Country
  • OO (Office of Origin [本国官庁])
  • DS (Designated State [指定国])

文字の入力と平行して、JP-Japanのように国別コードと国名の両方が入力候補として表示されますので、それを選択することができます。

2. Filter By (検索フィルター)

マドリッドモニターのFilter By 領域には、現在の検索条件に一致する情報が表示され、追加の検索条件を入力せずに特定のカテゴリのみに絞り込むことができます。フィルターの種類として、ステータス(状態)、画像、本国、指定国、ニース分類、標章の種類、有効期限、登録年、ウィーン分類または商標権者の各フィルターが用意されており、上端の各タブをクリックすることで選択できます。各タブでは、さらに詳細な情報を絞りこみが可能で、各タブの右下にあるfilterボタンをクリックして、結果に適用されるフィルタを追加または変更することができます。

ステータスフィルター(Status Filter)

ステータスフィルターでは3つのステータスを選択可能です。Activeは、権利化されたレコードです。Pendingは審査待ちです。Inactiveは、有効期限切れ、取消しまたはその他の手段によってアクティブ状態から削除されたレコードです。 マドリッドの登録については、有効期限が過ぎてから6ヶ月間、レコードはアクティブ状態のままです。

Filter By Status
Filter By Status

イメージフィルター(Image Filter)

イメージフィルターでは、初めに、ブラウズボタンをクリックするか、点線のBOX内に、コンピューター内のデスクトップや、他のブラウザーや、検索結果などから画像ファイルをドラックします。画像フィアルとして分析可能なファイルは、JPG、GIF、BMP、およびPNGファイルに限定されます。次に、画像比較方法を選択します。i)Shape 色は完全に無視されソースイメージ内の線分の分布のみを調べ、collection内で類似したイメージを探します。ii)Color 画像内の色と、それらが画像内でどのように分布しているかのみを調べます。マッチングのカラーで最も正確となります。iii)Texture 色を完全に無視し、画像内の線の分布のみを無視し、画像内の線の種類にのみ注視して分析します。Shapeでうまく一致しない画像で有効です。iv)Composite 分析にカラー情報とライン情報の両方を使用します。最後に、(オプションで)検索する画像の種類を選択することができます。i)Verbal 何らかの形のテキスト要素のみを持つと判断された商標です。Mark fieldで検索することにより、これらのマークを見つけることができますが、商標が純粋にテキストのみで関連する画像がない場合、このimage filterでは絞ることができません。ii)Nonverbal テキスト要素を全く持たないが、何らかの形のデバイス、形、色、香り、またはサウンドしか持たないと判断されたイメージを対象とします。iii)Combined テキスト要素と非テキスト要素の両方を持つと判断された検索結果に関連付けられたイメージを対象とします。

Filter By Image
Filter By Image

本国フィルター(Origin Filter)

各検索結果の本国が表示されます。通常、原申請者の国内拠点です。List表示とWorld Map表示を切り替えることができます。リストまたは地図のいずれかの国の上にカーソルを置くと詳細を見ることができます。 対象となる国の追加も可能です。

Filter By Origin
Filter By Origin

指定国フィルター(Designation Filter)

指定フィルターには、各検索結果における指定国を分析して表示します。本国フィルターと同様に、List表示とWorld Map表示を切り替えることができます。リストまたは地図のいずれかの国の上にカーソルを置くと詳細を見ることができます。 対象となる国の追加も可能です。

Filter By Designation
Filter By Designation

ニース分類(Nice Classification)

ニース分類の1~45の類番号の数字で分析されて表示されます。

Filter By Nice CLassification
Filter By Nice CLassification

商標の種類(Type of Marks)

Not specified (他に分類されない)、Mark in standard characters(標準文字)、Meaningless Verbal Elements (意味の無い文字商標)、Mark is in color(色あり商標)、3-D Mark(立体商標)Collective / Certificate / Guarantee Mark (団体商標、証明商標、保証商標)Mark consists of color(s)(色のみの商標)、Sound Mark(音声商標)という形式で表示されます。

Filter By Type of Mark
Filter By Type of Mark

存続期間満了日(Expiration)

今月期限が来るもの、半年以内に期限が来るもの、などを表示できます。

Expiration
Expiration

登録年(Registration Year)

登録年ごとに分析されて表示されます。

Filter By Registration Year
Filter By Registration Year

ウイーン分類(Vienna Classification)

図形分類であるウイーン分類毎に表示します。

Filter By Vienna Classificaton
Filter By Vienna Classificaton

商標権者(Holder)

商標権者ごとに表示されます。

Filter By Holder
Filter By Holder

3.Advanced Search, Search By (詳細検索)

マドリッドモニターのAdvanced SearchにはSearchの隣のAdvanced Searchタブをクリックすることで開できます。Advanced Searchが始まれば、Search Byの入力欄が現れ、このSearch Byの入力欄を利用して、通常のSearchより詳細な検索が可能となります。先ず、タブとそのタブ内で表示される入力欄を使用して、データの入力を行います。検索タームはAND(+)、OR(|)、NOT(-)の演算子を先頭に、下部のCurrent Searchエリアに条件式の表示のように、項目が増えれば増えた分も表示されます。タブとしては、Text(文字), Names(名前), Numbers(番号), Dates (日付), Class(類), Country(国), Other(その他)が設けられています。

Search By
Search By

Text(文字)タブ
Mark
  • Mark さらに=(通常)、=~(Fuzzy:スペルが類似)、P=(Phonetic:称呼が一致するもの)、S=(Stemming:変形例も含む。例えば ‘teach’ は’teaches’と’teaching’だけではなく ‘taught’も含む。)
  • Translation(翻訳)
  • Transliteration(音訳)
Description 商標の記載部分の文字を検索します。
Goods(all) 言語を選択することができ、英語、フランス語、スペイン語或いはこれらの全部の言語を選ぶことができます。日本語選べるという訳ではありません。
Names(名前)タブ
Holder(商標権者)
  • Holder
  • Holder Address(商標権者の住所)
Prev. Holder
  • Prev.Holder(前商標権者)
  • Prev.Holder Address(前商標権者の住所)
Representative
  • Representative(代理人)
  • Representative Address(代理人の住所)
Numbers(番号)タブ
Int.Registration
  • Int.Registration (国際登録番号)
  • Prev.Reg.(前国際登録番号)
  • Basic Reg. (基礎登録番号)
Basic App
  • Basic App(基礎出願番号)
  • Priority(優先権)
Reference
  • Reference (引用番号)
  • Gazette (公報番号)
Dates(日付)タブ
Registration 登録日
Publication 公表日
Priority 優先日
Expiration 存続期間満了日
Class(分類)タブ
Nice ニース分類
Vienna ウイーン分類
Country(国)タブ
Origin 本国
Destination 指定国
Priority 優先権発生国
Use requirements 要使用国
Other(その他)タブ
Colors claimed 色を主張

B. WIPO Gazzette

国際登録商標のWIPOガゼットは、マドリッドシステム(Madrid System)の公式刊行物です。この部分は、WIPOガゼットがそのままマドリッドモニターに組み込まれたようになっていて、変更毎週木曜日、国際事務局は、既存の国際登録に影響を及ぼす新たな国際登録、更新、その後の指定及び変更に関するデータを公表しています。紙のWIPOガゼットは過去には発行されていましたが、現在は電子版だけです。

1.Browse by chapter

データ入力欄は、上側の年度と発行号数のプルダウンメニューと、Remarkで始まるSummary検索がデフォルトのBrowse by chapterのタブで選択可能です。

WIPO Gazette Browse by Chapter
WIPO Gazette Browse by Chapter

Browse by chapterのSummaryで検索できる項目は、以下の通りです。Remark以外では、State/IGOも入力項目になり、国名で絞り込むことができます。

  • Remarks(お知らせ)
  • Registrations(登録)
  • International Registration which have not been the subject of a renewal
  • Second installment in respect of some designated Contracting Parties (Rule40(3))(後期分納)
  • Renewals(更新)
  • Complementary renewals(無料の更新)
  • Subsequent designations(事後指定)
  • Subsequent designations resulting from Conversion
  • Continuation of effect
  • Total change of holder(商標権者の全部移転)
  • Partial change of holder(商標権者の部分移転)
  • Mergers of international registrations(国際登録の併合)
  • Cancellation under Rule 25(規則25の取消)
  • Cancellation under Rule 22(規則22の取消)
  • Cancellation under Rule 34(3)(規則34(3)の取消)
  • Renunciations (放棄)
  • Limitations(商品役務の限定)
  • Change in the name or address of the holder(商標権者の名称若しくは住所の変更)
  • Possible opposition beyond the 18-months time limit (Rule 16)(18カ月の期限を越えた異議申立)
  • Notification of provisional refusals(暫定拒絶の通知)

2.Search by Registration Number or Mark or Holder

Browse by chapterのタブの隣のSearch by Registration Number or Mark or Holderをクリックすると、国際登録番号、商標、商標権者での検索が可能です。上側の年度と発行号数のプルダウンメニューは変更なしです。

WIPO Gazette Search by Registration Number or Mark or Holder
WIPO Gazette Search by Registration Number or Mark or Holder

C. 保存と共有(Save & Share)

1.サーチ(Search)の保存と共有

マドリッドモニターの検索条件とフィルターのSearchのセットを保存することができます。ユーザー名とパスワードの作成によりログインすることができます。ログインをすることで、最大30件まで、Searchのセットを保存することができます。ログインしないでマドリッドモニターを使用する場合には場合には、保存はページの使用を中止するまでになります。検索オプションへのリンク(link to searchの文字とチェーンのマーク)をクリックすると、ブックマークとして保存できるURLが提供されます。また、このリンクをシェアすることもでき、他のユーザーに、開いたときに自動的に現在の検索を表示させることもできます。最大で30サーチまで保存できます。

Saving Search
Saving Search

2.レコード(Record)の保存

サーチした結果、リスト表示の左端の小さなチェックボックス或いはグリット表示されマウスオーバーで拡大表示された右下端部の小さなチェックボックスにチェックを入れることで、選んだレコードからなるレコードセット(Record set)を作成することができます。レコードセットには最大30レコードまでしか含めることができず、また、一度に30レコードセットしか作成できません。マドリッドモニターにログインしない場合、保存されたレコードセットは、そのページの使用を停止するまで利用可能ですが、マドリッドモニターにログインすることで後日保存されたレコードセットを呼び出すこともできます。

Saving Record Sets
Saving Record Sets

D. 通知機能 (Alert)

マドリード電子アラート(MEA: Madrid Electronic Alert)は、特定の国際商標登録の状況を監視したいと思う人にその状況を通知するように構成された無料のお知らせサービスです。マドリッドモニターの電子アラートを利用するためには、初めにWIPOのアカウントを設定してログインする必要があります。監視対象とできるレコードについては、自分のものだけに限らず、他人の商標登録や出願のレコードに対しても監視可能となります。

サービスを利用するには、マドリッドモニターの画面上、各レコードの塗りつぶし無しのスターアイコン(☆)をクリックします。この操作によって、使用者のウオッチリストに当該レコードが追加され、このレコードについての状況の変化が電子メールでお知らせされます。また、このレコードが監視対象となった場合には、スターアイコンが塗りつぶし有りの(★)に代わり、監視状態が設定されていることが分かります。

世界知的所有権機関(WIPO)の商標検索ツール🔍

WIPO(世界知的所有権機関)は、特許ではPCTシステム、商標ではMADRIDシステム(マドプロ)、意匠ではHAGUEシステムをスタートさせ、多くの国の知的財産の保護のための国際登録業務の管理・運営を行っています。特に、WIPOには商標分野では国際登録を支援するためのデータベースを有していて、これらは検索ツールとして国際登録の利用者がいつでも検索可能なように公開されています。

a.Madrid Monitorによる商標検索

【DB名】Madrid Monitor(beta)
【言語】英語
【解説】Madrid Monitorは、既存のROMARIN, WIPO Gazette, Madrid E-alert、及びMadrid Realtime status を1つの検索ツールに統合した新しいサービスです。Madrid Monitorは出願後の各国でのステータスをモニターする様にデザインされています。平成29年6月現在、ベータ版の試運転期間は終了し、Madrid Monitorは正式供用となっております。使用方法についての解説として”最新のマドリッドモニターで国際登録商標を検索”のページがあります。

Madrid Monitor
Madrid Monitor

b.GLOBAL BRAND DATABASEによる商標調査

【DB名】WIPO GLOBAL BRAND DATABASE
【言語】英語
【解説】GLOBAL BRAND DATABASEは、2014年5月12日にリリースされ、Every country, Every Brand, One searchを目指しています。GLOBAL BRAND DATABASEは、出願前の登録可能性の商標調査用にデザインされています。マドリッド制度の締約国だけでなく、例えばカナダなどの締約国以外の国の国内商標もデータベースに含まれています。具体的には、アメリカ合衆国、メキシコ、パプアニューギニア、韓国、トンガ、フィリピン、ブルネイ、ニュージーランド、エストニア、スイス、欧州連合、オーストラリア、インドネシア、国際登録(マドプロ)、カナダ、日本、イスラエル、シンガポール、ドイツ、ヨルダン、モルドバ、カンボジア、ラオス、アルジェリア、エジプト、ジョージア、デンマーク、オマーン、モロッコ、アラブ首長国連邦、WIPOの記章、原産地表示(GI)の記録をデータべース化しており、週ごと、早い国は毎日アップデートされます。平成28年6月12日現在で25,458,704件のデータがあります。イメージをドラッグしての図形検索も可能で、図形コードの知識がなくても検索できます。

WIPO GLOBAL BRAND DATABASE
WIPO GLOBAL BRAND DATABASE

c. Madrid Goods and Services Managerによる商品役務調査

【DB名】MGS (Madrid Goods and Services Manager)
【言語】日本語を含む18か国語
【解説】日本語での操作が可能で、国際事務局で認められる商品・役務を確認することができます。また、例えばCN(中国)とEM(欧州連合)はOKだが、KR(韓国)はNGというような指定国各国における受入可否をおおよそ知ることが可能です。日本語で商品、役務を選択したのち、プルダウンメニューで英語に翻訳するを選択するとポップアップの翻訳された表示がなされ、その翻訳は、標準の書体: 既に承認されている用語、太字: 翻訳されていない用語、下線及び太字: データベース上で発見されないオレンジ色の用語に分けられて表示されます。日本と韓国の類似群コードも表示可能とされ、類似群コードからの検索も可能です。但し、日本語での検索には韓国の類似群コードはあまり出てこないので、例えば日本と韓国の類似群コードの比較には、英語を使うか、頻繁に日本語と英語(あるいは韓国語)を切り替える必要があります。

MGS • マドリッドG&Sマネージャー
MGS • マドリッドG&Sマネージャー

d. Nice Classification (NCL)による商品役務調査

【DB名】Nice Classification (NCL)
【言語】英語 フランス語、スペイン語
【解説】分類では、区分を指定しての表示、アルファベット順の表示、区分で絞ることのできるワード検索が可能です。表示される商標、役務には基礎番号(basic number)が付与されていまして、最初の2桁は類を示し、その中でのアルファベット順に連番ではなく番号が付与されています。表示される商標、役務のリンクボタンをクリックすると、TMClass(EUIPO), TM Lookup(CIPO), TM ID Manual(USPTO), GMS(WIPO)へのブリッジウインドウが開き、これらのサイトを見に行くことができます。現在のバージョンは、2016年の1月1日に運用開始された2016年バージョン第10版になります。なお、以前のNicePubは2013年の初めにNCLに移行されています。

Nice Classification
Nice Classification

e. Vienna Classification (VCL)による図形要素調査

【DB名】Vienna Classification (VCL)
【言語】英語、フランス語
【解説】世界知的所有権庁(WIPO)のVienna Classificationのサイトで、図形要素での調査、検索が可能です。英語とフランス語でのVienna Classificationが表示されます。

WIPO Vienna Classification
WIPO
Vienna Classification

f.Madrid Member Profilesによる各国の制度内容検索

【DB名】Madrid Member Profiles
【言語】英語、フランス語、スペイン語
【解説】各締約国での実務や手順に関する広い範囲の情報を提供します。興味のあるメンバー(複数可)を選択して、知りたい情報の種類を選択すれば、画面に選択した情報を表示することができます。

Madrid Member Profiles
Madrid Member Profiles

g. Fee Calculatorによる料金検索

【DB名】International Registration of Marks – Fee Calculation
【言語】英語、フランス語、スペイン語
【解説】本国官庁(Office of Origin)、区分数(Number of Classes)、Type(new application, subsequent designation, new tax-2nd part fee, renewal), Colour, Collective mark, certification mark, or guarantee markの選択ができます。

fee calculator
Fee calculator

国際登録出願(マドプロ)の様式MM2~MM21📄の解説

国際登録出願(マドプロ)制度を利用することで、単一の手続、単一の言語及び単一の通貨において、100カ国(加盟国一覧:2018年1月時点)に対して一括で商標の保護を求めることが可能です。複数の国で同じフォーマットの様式を使用することで、手続の効率化が確保されています。以下の説明では、日本を本国(Origin)とする場合の手続きで説明します。また、国際事務局(International Bureau)はWIPOとも表記しています。なお、様式ダウンロードの各リンクは、JPOは特許庁の様式サイトへのリンクで、WIPOは国際事務局の様式サイトへのリンクとなります。平成30年1月には様式MM2, MM4, MM11に締約国インドネシアが追加され、平成30年7月には様式MM2, MM4, MM11に締約国アフガニスタンが追加され、平成31年3月には様式MM2, MM4, MM11に締約国サモアが追加され、令和1年6月には様式MM2, MM4, MM11に締約国カナダが追加されています。

"WIPO" photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
“WIPO HQ” photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png

様式の一覧表

様式番号 書類の内容 (*提出費用有り) 提出先
MM2 国際登録願書* 特許庁
MM17 優先順位の主張 特許庁
MM18 標章を使用する意思の宣誓書 特許庁
MM4 事後指定書* (事後指定のMM17,MM18も) 特許庁又は国際事務局
MM5 名義人の変更の記録の請求書* 特許庁又は国際事務局
MM11 国際登録の更新の申請書* 特許庁又は国際事務局
MM6 商品及び役務の一覧表の減縮の記録の請求書* 国際事務局
MM7 放棄の記録の請求書 国際事務局
MM8 国際登録の取消の記録の請求書 国際事務局
MM9 名義人の氏名又は住所の変更の記録の請求書* 国際事務局
MM10 代理人の氏名又は住所の変更の記録の請求書 国際事務局
MM12 代理人の選任の届出書 国際事務局
MM13 ライセンスの記録の申請書* 国際事務局
MM14 ライセンスの記録の修正の請求書* 国際事務局
MM15 ライセンスの記録の取消の請求書 国際事務局
MM16 切替から生ずる事後指定* 国際事務局
MM19 名義人の処分権の制限 国際事務局
MM20 継続処理の請求書* 国際事務局
MM21 記録の訂正の請求書 国際事務局


 

マドリッド制度 様式(MM2~MM21)の解説

一時的とは思いますが、特許庁(jpo)サイトからのダウンロードは庁のホームページリニューアルに伴って利用できなくなっています。再開次第、ご案内したいと思っています。(2019.3.8)

MM2

MM2  国際登録出願願書 (Application for international registration governed exclusively by the Madrid Protocol)
提出先 本国官庁(Office of Origin)であり、日本では特許庁になります。WIPOに直接送ることはできません。なお、オーストラリアとベネルクスではE-filingが可能(内国民向け)です。米国もTEASiを導入済みです。
提出時期 特に限定されていませんが、基礎出願の後にはなります。本国の基礎登録か基礎出願が必要です。
言語・通信 英語、フランス語、スペイン語のMM2がありますが、日本は本国官庁として英語を選択しており、国際出願時には、指定商品・指定役務の表示を含め、願書を英語で作成する必要があります。なお、願書の代理人欄で電子メールアドレスを記載することにより、この国際出願及びその後の国際登録に係るWIPOからの通知は、電子的にのみ送付され、書面による通知は送付されなくなります。
内容・備考 参考訳 欧州連合(EM)を指定国とした場合、第2言語の選択が必要です。米国を指定国とする場合、米国によって要求される標章を使用する意思の宣言書(MM18)を当該出願に添付しなければならないとされています。 特許庁が受理した日(到達主義)が原則的に国際登録日とされますが、特許庁がMM2を受理した日から2月以内にWIPOが受理しない場合には、WIPOが受理した日が国際登録日とされます。
【新たな加盟国へ出願する場合】
新たな加盟国におけるマドリッド協定議定書の発効日に当該加盟国を指定して出願又は事後指定をする場合など、新加盟国に対応した様式がWIPOホームページからも入手できない場合には、各様式の「DESIGNATIONS(指定締約国)」欄(MM2第11欄、MM4第4欄)にある「Others:」に当該国名を記入することでも指定が可能です。
【可変幅フォントでないフォントを使用する際の注意】
日本の標準文字と同じフォントはプロポーショナルフォント(可変幅フォント、即ち文字ごとに文字幅が異なるフォント)ではないため、このフォントで文字を入力すると、文字幅や文字間が調整されずにMM2に表示されることになります。その結果、国際事務局において処理をする際に、MM2に入力した商標が国際登録に正しく反映されないという事例が報告されており、例えば文字間(例:「I」や「l」の前後)にスペースが設けられた複数の単語であるかのような構成態様の商標が国際登録されてしまうということが発生しています。このような事態を防止するには、標準文字のフォントではなくプロポーショナルフォント(半角の欧文字フォントの多くはプロポーショナルフォントです)を商標記載欄に用いる必要があります。
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MM4

MM4 事後指定書(Designation subsequent to the international registration)
提出先 本国官庁またはWIPOになります。本国官庁はWIPOに転送します。E-Subsequent Designation(Website)も可能です。
提出時期 国際登録後であれば、事後指定は可能です。
言語・通信 英語
内容・備考 事後指定は、国際登録の登録後に、新たな領域(加盟国)についての保護を拡張したり、登録となっている範囲内で指定商品(指定役務)を追加する手続になります。欧州連合(EM)を事後指定の指定国とした場合、第2言語の選択が必要です。優先順位(seniority)の主張する場合には、MM17も必要です。米国を事後指定の指定国とする場合、米国によって要求される標章を使用する意思の宣言書(MM18)を当該指定書MM4に添付しなければならないとされています。E-Subsequent DesignationであればCredit Cardを支払いに使用できます。エストニア、インド、ナミビア、フィリピン、トルコについては、事後指定できる期間が限定されており、エストニアは1998年11月18日より前、インドは2013年7月8日より前、ナミビアは2004年6月30日より前、フィリピンは2012年7月25日より前、トルコは1999年1月1日より前に出願された国際登録は事後指定できない(Subsequent designation)ものとされます。
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E-subsequent designation
E-subsequent designation at WIPO Website

EFORMS presentation video、3:07、 E-forms WIPO Madrid from UIBM (イタリア特許商標庁)英語版

MM5

MM5 国際登録の名義人変更の記録の請求書(Request for the recordal of a Change in Ownership)
提出先 WIPOに直接か、譲渡人または譲受人の官庁経由でも可能です。
提出時期 国際登録後はいつでも可能
言語・通信 名義人変更について、日本の特許庁を経由する場合は英語です。直接WIPOであれば、英語、仏語、スペイン語が使用できます。電子メールアドレスを記載することにより、国際登録に係るWIPOからの通知は、電子的にのみ送付され、書面による通知は送付されなくなります。
費用 177CHF(スイスフラン)、日本の特許庁を経由する場合、+4,200円です。
内容・備考 MM5は名義変更(所有権移転)です。譲渡書などの所有者移転の証拠となる書類をWIPOに送る必要はありません。名称変更・住所変更はMM9になります。譲受人の新代理人の選任もMM5で可能です(MM12も可能)。代理人の署名又は捺印で進めることができますが、譲受人の代理人の選任の部分[5]には、譲受人の署名又は捺印が必要です。
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MM6

MM6 商品及び役務の一覧表の限定の記録の請求書(Request for the recordal of a Limitation of the List of Goods and Services)
提出先 WIPOに直接になります。
言語・通信 英語 WIPO宛先の電子メールへのMM6のPDFファイルの添付でも可能です。
費用 177CHF(スイスフラン)、日本の特許庁を経由する場合、+4,200円です。
内容・備考 商品及び役務の一覧表の限定は、全部もしくは一部の指定国で可能です。この限定は、指定国での拒絶通報や職権での拒絶に対応します。もし商品及び役務を永久に削除する場合にはMM8を使用し、全部ではなく一部の指定国で全部の商品及び役務を放棄するにはMM7を使用します。同じ所有者には、1つのMM6で複数の国際登録の商品及び役務の一覧表の限定に用いることが可能です。MM6を使用すれば、暫定拒絶を出された指定国の商品役務の記載の部分についての対応を現地代理人を介せずに、WIPOへの書類提出(CHF177はかかります。)で行うことができます。
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MM7

MM7 放棄の記録の請求書(Request for the recordal of a Renunciation)
提出先 WIPOに直接になります。
内容・備考 全部ではなく一部の指定国で全部の商品及び役務を放棄するにはMM7を使用します。指定商品・指定役務は一覧表に残りますが、放棄するとした指定国ではその指定商品・指定役務の効果かないことになります。
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MM8

MM8 国際登録の取消の記録の請求書(Request for the recordal of a Cancellation of the International Registration)
提出先 WIPOに直接になります。
内容・備考 全部の指定国で全部の商品及び役務を放棄する(total cancellation)にはMM8を使用します。また、全部の指定国で一部の商品及び役務を放棄する(partial cancellation)にもMM8を使用できます
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MM6~MM8の比較

Limitation (限定)MM6 Renunciation (放棄)MM7 Cancellation (取消)MM8
商品・役務 一部 全部 一部若しくは全部
指定官庁 一部若しくは全部 一部 全部
事後指定 可能 可能 できない
費用 177CHF 無料 無料

表はWIPOのサイトより抜粋

MM9

MM9 名義人の氏名若しくは名称又は住所の変更の記録の請求書(Request for the recordal of a Change in Name and/or Address of the Holder)
提出先 WIPOに直接になります。
内容・備考 MM9は名義人の名称や住所が変わる場合に使用されます。譲渡のように名義人が変更される場合にはMM5を用います。2017年7月からMM9には、legal nature of holderの記載が可能となり新様式となっています。MM9を用いて法人の法的性質(limited liability company, cooperative, corporationなど)を追加又は変更することができます。国際事務局へ支払う手数料は150CHF(スイスフラン)ですが、電話番号、fax番号及びE‐mailアドレスの変更は手数料免除です。
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MM10

MM10 代理人の氏名若しくは名称又は住所の変更の記録の請求書(Request for the recordal of a Change in Name and/or Address of the Representative)
提出先 WIPOに直接になります。
内容・備考 MM10は代理人の名称や住所が変わる場合に使用されます。新規の代理人の選任にはMM12が使用されます。1つのMM10で複数の国際登録に関する代理人の名称、住所を変えることができます。
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MM11

MM11 存続期間の更新申請書(Renewal of the international registration)
提出先 WIPOに直接か、権利者の官庁経由でも可能です。またWIPOのwebsiteからE-renewalも可能です。
提出時期 2017年7月6日より、更新のオンライン請求は、国際商標登録の満了3ヶ月前から利用できるようになっています。国際登録の名義人と代理人には、存続期間の満了6カ月前に正確な満了日についての通知がなされます。50%の割増手数料を払うことで6カ月の猶予期間での手続も可能です。
言語・通信 日本の特許庁を経由する場合は英語です。直接WIPOであれば、英語、仏語、スペイン語が使用できます。
内容・備考 1つのMM11で更新できるのは1つの国際登録だけです。E-RenewalであればCredit Cardを支払いに使用できます。
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E-Renewal at WIPO Website
E-Renewal at WIPO Website

MM12

MM12 代理人の選任の届出書(Appointment of a representative)
提出先 国際登録や事後指定などでは、本国官庁(特許庁)へも可能ですが、基本的にはWIPOに直接提出します。
提出時期 国際登録後であれば、代理人の変更及び新たな代理人の選任は可能です。国際登録簿に代理人として記録できるのは1名だけになりますので、新たに代理人を選任すると元の代理人の記録は上書きされます。代理人の選任のため独立の書類を作成しなくとも、それぞれの手続様式の必要項目に代理人名などを記入することで選任することもできます。
内容・備考 新たな代理人の選任はMM12ですが、代理人の氏名、住所の変更はMM10を使うことができます。
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MM13

MM13 ライセンスの記録の申請書(Request for the Recording of a License)
提出先 WIPOに直接になります。
提出時期 登録後は何時でも
内容・備考 ライセンスとして、ランセンシーの氏名又は名称、指定国又は指定国の一部領域内、商品及び役務の全部又は一部、ライセンス期間、ライセンスの種類を記録できます。証拠立てる書類はWIPOに送ってはならないとされています。Australia, Germanyでは、ライセンスの記録は効果を持ちませんので、国際登録でも効果はないものとされています。 China, Georgia, Greece, Japan, Kyrgyzstan, Lithuania, Republic of Korea, Republic of Moldova, Russian Federation and Singapore の各国では、ライセンスの記録制度があるものの、国内法での手当てがないので、国際登録のライセンス登録は効果がないものとされています。従って、これらの国ではそれぞれ国内法に順守した登録作業が必要になります。国際事務局へ支払う手数料は177CHF(スイスフラン)です。
費用 177CHF(スイスフラン)
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MM14

MM14 ライセンスの記録の修正の請求書(Request for Amendment of the Recording of a License)
提出先 WIPOに直接になります。
提出時期 ライセンス記録後は何時でも
内容・備考 国際登録簿に記録されたライセンスの内容を修正できます。国際事務局へ支払う手数料は177CHF(スイスフラン)です。
費用 177CHF(スイスフラン)
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MM15

MM15 ライセンスの記録の取消の請求書(Request for Cancellation of the Recording of a License)
提出先 WIPOに直接になります。
提出時期 ライセンス記録後は何時でも
内容・備考 国際登録簿に記録されたライセンスの内容の全部又は一部を取り消すことができます。
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MM16

MM16 切替から生ずる事後指定(Subsequent Designation resulting from Conversion (European Union))
提出先 事後指定に転換する場合はMM16をEUIPO(欧州連合知的財産庁)を通じて提出する必要があります。本国官庁としての特許庁には提出できません。
提出時期 欧州連合を領域指定する国際登録が取り下げ、拒絶、又は効力を失った場合(3か月以内)になります。
内容・備考 欧州連合を領域指定する国際登録が取り下げ、拒絶、又は効力を失うと、各加盟国への事後指定に転換する請求ができます。この枠組みが”Opting-back”と呼ばれており、欧州連合の各国の直接出願に転換するか、マドリッド制度上の事後指定に転換するかを国際登録の名義人は選択することができます。
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MM17

MM17 優先順位の主張(Claim of Seniority (European Union))
提出先 本国官庁としての特許庁に提出します。
提出時期 MM2(願書)と同時に提出します。後日提出することはできません。
言語・通信 英語
内容・備考 欧州連合を指定国とする国際登録出願の場合、欧州連合の加盟国内で同一人の既登録と同一の標章を国際登録出願する場合、先の登録の優先順位(seniority)を主張することができ、その主張の場合にMM17を提出します。優先順位(seniority)の主張については欧州連合知的財産庁(EUIPO)で審査されます。
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MM18

MM18 標章を使用する意思の宣言書(Declaration of intention to use the mark (United States of America))
提出先 本国官庁としての特許庁に提出します。
提出時期 MM2(願書)と同時に提出します。
言語・通信 英語限定です。
内容・備考 アメリカ合衆国の使用主義に対応した様式で、商標の使用についての宣誓を必要としています。もし、MM18の添付がなく、本国官庁で受理の日から2ケ月以内にWIPOがMM18を受理すれば、MM18は出願と共に提出されたとみなされますが、その2か月以内にWIPOがMM18を受理しなければ、米国の指定はなかったものとなり、指定手数料は払い戻しとなります。事後指定の場合は、不備の通知から3か月の補正期間が与えられます。この場合、3か月以内に不備が解消されなければ、事後指定は全体として放棄されたものとみなされ、指定手数料は払い戻しとなります。[2017.5](5)を追記したフォーマットになっています。
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MM19

MM19 名義人の処分権の制限(Request for the recording of a restriction of the holder’s right of disposal)
提出先 WIPOに直接になります。
内容・備考 この様式の使用は、強制ではなく、推奨です。費用の支払いはなく、WIPOに証拠の書類を送る必要もありません。
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MM20

MM20 継続処理の請求書(Request for continued processing)
提出先 WIPOに直接になります。
提出時期 提示された応答期限より2月を越えない範囲内です。当該期間を厳守できなかった場合については、継続手続の請求は認められないことになります。
内容・備考 新たに規定された第5規則の2は、出願人や名義人が国際事務局に対する応答を期間内に行えなかった場合に、継続手続の請求をすることにより、国際事務局に手続の救済を行えるようにするものです。

処理の継続については以下の期間途過のみ請求可能です。i)規則11(2)20bis(2),、24(5)(b) 又は 26(2) に基づく欠陥通報に対する応答, ii)規則11(3) に基づく料金の支払い, iii)規則34(3)(c)(iii) に基づく個別手数料における第二段階の料金納付, iv)規則39(1) に基づく承継国への国際登録の効果継続に関する請求及びこれに係る料金の支払い。 処理の継続は、期間途過に関するもの以外には用いることができません。継続手続では、MM20の様式を用い、国際事務局に請求した上で、200CHFを支払うことになります。
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MM21

MM21 記録の訂正の請求書(Request for the correction of a recording)
内容・備考 WIPOに起因する誤記は、名義人若しくは官庁の請求があれば、いつでも訂正できます。官庁に起因する誤記は、その訂正が権利に影響する場合に、国際登録の公開の日から9カ月以内であれば、その官庁からWIPOに請求されれば訂正できます。出願人、名義人、代理人に起因する誤記は、訂正されないものとなります。
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Contact Madrid

世界工業所有権機関(WIPO)にマドリッド制度での各種様式の提出や問い合わせは、Contact Madrid(コンタクトマドリッド)を通じて簡単に行うことができます。利用方法は、先ず、WIPOのWebsiteにアクセスし、Website上の窓口であるContact Madridのページ(https://www3.wipo.int/contact/en/madrid/)に行きます。Contact Madridでは、コンピュータ内のファイルをアップロードすることができ、予めマドリッド制度の各種様式をダウンロードして所定の記入を行い、様式の記入が終わればContact Madridを通じその記入した様式をWIPOに直接送信することができます。郵便代やFAX代もかからず便利です。

Contact Madrid Start Page
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Contact Madrid File Upload Page
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Fee Calculator

世界工業所有権機関(WIPO)のマドリッド制度を利用して国際登録を出願する場合や更新する場合のオフィシャル料金をFee Calculatorによって表示させることができます。対応しているのは、出願時の費用(MM2)、2段階の場合の費用、事後指定の場合の費用、更新に必要な費用です。本国官庁(Office of Origin)、区分数(Number of Classes)、Type(new application, subsequent designation, new tax-2nd part fee, renewal), Colour, Collective mark, certification mark, or guarantee markの選択ができます。

fee calculator
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国際登録出願制度の概要

“標章の国際登録に関するマドリッド協定の議定書”

PROTOCOL RELATING TO THE MADRID AGREEMENT CONCERNING THE INTERNATIONAL REGISTRATION OF MARKS

標章の国際登録に関するマドリッド協定議定書とは?

"WIPO"  by United States Mission Geneva
“WIPO” by United States Mission Geneva / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
標章の国際登録に関するマドリッド協定の議定書(以下「マドリッド協定議定書」という)は、「標章の国際登録に関するマドリッド協定」を修正・補完するもので、商標の国際登録を通じて、迅速・簡易な保護を目的とする独立した条約です。1989年6月27日にマドリッドで採択され、1995年12月に発効し、1996年4月から運用が始まりました。2003年6月現在での加盟国は57ヶ国で、日本は2000年3月14日に42番目の加盟国となりました。2019年6月17日にカナダが加盟し、その際には全部で加盟国は104ヶ国で、120の国または区域まで広がります。

マドリッド協定議定書とマドリッド協定の関係は?

マドリッド協定の方が先に存在していましたが、より多くの国が加盟しやすいような規定を設けて改善された規定がマドリッド協定議定書です。議定書はプロトコルですので、通称マドプロとも呼ばれています。マドリッド協定議定書の方が圧倒的に締約国が多く、2015年10月31日、マドリッド制度のメンバーのうちでマドリッド協定のみに加盟する最後の加盟国であったアルジェリアでマドリッド議定書が発効され、マドリッド制度(Madrid System)は事実上単一条約体制となっています。

手続きの概要は?

日本の特許庁に出願又は登録されている商標を基礎(基礎出願又は基礎登録という)として、WIPO国際事務局に国際出願を行います。まず、MM2という様式の願書に保護を求める締約国を明示し、その願書を日本国特許庁に提出し、そこで方式審査が行われ問題がなければ、2ヶ月以内に日本の特許庁からWIPO国際事務局へ提出されます。そこで再度方式審査が行われ、問題がなければ国際登録されます。そして、WIPO国際事務局は願書に記載された指定国官庁に通報することとなります。MM2、その他のWIPOが定めた願書様式は日本国特許庁ホームページよりダウンロードが可能です。また、WIPO国際事務局のホームページでもダウンロード可能です。

指定できる国は?

マドリッド協定議定書の締約国のみです。アメリカは2003年に締約国に移行し、アメリカへの出願が2003年11月2日から可能となりました。また、北朝鮮は締約国ではありますが、日本は北朝鮮を加盟国と認めていないために出願はできません。日本が加盟国となった後、アンティグア・バーブーダ(Antigua and Barbuda) とイタリアが新しく加盟しました[イタリア:2000.3.17; アンティグア・バーブーダ:2000.4.17]。韓国は2003年4月10日から締約国となっています。マドプロを利用した欧州連合商標の出願は、2004年10月1日から可能です。なお、自国指定(すなわち日本を指定する)は認められていません。台湾は現時点(2019. Mar.)では締約国ではありませんが、カナダは2019年6月17日から締約国となります。

従来の手続き(外国への直接出願)との違いは?(議定書出願のメリット)

"WIPO" photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
“WIPO” photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
マドリッド協定議定書出願では、一つの手続きで加盟している各国での権利取得が可能となる点です。外国への直接出願の場合、通常は各国へそれぞれの手続きをそれぞれの言語で行う必要がありますが、議定書出願ではMM2という単一の様式を使って英語で手続きするだけで複数の締約国での権利を取得することができます。このため手続きが簡素化され、18ヶ月(最長)以内に登録することができます。また、手続きの一本化により、経費も節減できます。例えば、一類を40ヶ国に出願する場合、約60万円で、権利取得ができます(WIPO国際事務局への手数料のみ)。そして、ベネルクスを指定国とした場合、ベネルクスにはベルギー,ルクセンブルグ及びオランダが含まれるので、一指定国の費用で3カ国への出願が可能となります。

保護の対象となる出願はどういうものか?

日本の特許庁に出願中もしくは登録された商標を基礎とする国際登録出願です。(防護標章登録出願もしくは防護標章登録を基礎とするものも権利取得できます。)すなわち、日本特許庁へ出願中もしくは登録された商標でない限り、議定書に基づく国際商標出願は認められません。日本国特許庁に出願中もしくは登録された商標を基礎としているため、国際登録する商標は、これと同一のものである必要があります。例えば基礎登録がローマ字と漢字の二段書きであった場合、国際登録出願をローマ字だけにすることはできません。標準文字であった場合、国際登録出願には公報にある文字と同一にします(例えば公報に載っているものが明朝体であれば明朝体で商標を作成する)。基礎となる商標と、国際登録出願する商標は誰が観ても同一のものでなければ拒絶されます。また、商品・役務に関しては基礎出願又は基礎登録の商品・役務の範囲と実質的に同一又はその範囲内でなければなりません。願書(MM2)には8cm×8cmの範囲内で商標を書くようになっています。基礎出願又は基礎登録がカラーでなされていた場合は必ずカラーで行わなければいけません。しかし、WIPO国際事務局では、スキャナーで読みとったものを保存して、願書自体は破棄してしまうため、例えば金色・銀色などをつかった商標では、その部分は黒色としてしか残らないこととなります。何をもって原本とするかについてはっきりとされておらず、カラーを使った商標は注意が必要です。

誰が出願人となりうるか?

日本国民又は日本国内に住所または居所(法人にあっては営業所)を有する外国人です。2人以上の出願人がいる場合は、出願人全員がの条件を満たしていることが必要です。

国際登録出願の効果は?

日本国特許庁へ提出した日(日本国特許庁が受理した日)が国際登録日として認定されます。発信主義ではなく、到着主義がとられます。しかし、方式補正などで、日本国特許庁での手続きが2ヶ月を越えると、国際登録日は繰り下げられてしまいます。

事後指定とは?

国際登録の事後指定とは、国際登録出願後に指定国を足すことです。登録出願手続きと同様の手続きで行います[事後指定の様式MM4]。

国際登録の存続期間は?

国際登録日から10年にわたって効果を有します。ただし、本国官庁が受理した日から2ヶ月以内に国際事務局が受理しない場合には、国際事務局がその出願を受理した日が国際登録日として扱われます。事後指定日などは存続期間の計算に影響しません。

国際登録の更新手続は?

国際登録の存続期間は10 年づつ更新することができます(MM11/E-renewal)。国際登録日から 10 年後の満了日までに手続をする必要があります。ただし、更新期日から 6 月以内であれば割増手数料(基本手数料の 50%)の支払いを条件に、更新手続をすることができます。手数料の額が確定するのが満了日の 3 ヶ月前以降となりますので、手続は満了日の 3 ヶ月前から満了日までの間に済ませることが推奨されています。

セントラルアタックとは?

“WIPO lobby” photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
国際登録出願での特別な規定です。国際登録の日から5年たてば、国際登録は基礎出願もしくは基礎登録から独立したものとなります。しかし、国際登録の日から5年以内に基礎出願もしくは基礎登録が更新されていないと、国際登録も取り消されてしまいます。例えば、基礎出願が拒絶されてしまうと、自動的に、その出願を基礎にした国際登録も拒絶され、抹消され取り消されます。そのため、出願は、基礎出願よる国際出願も基礎登録による国際出願のほうが安全と考えられます。

国際出願の手数料は?

(1)国際事務局へ納付する国際手数料
手数料の計算は各国の個別手数料が為替によって変わるために、複雑になっています。また、個別手数料のへの受領を宣言している締約国出願は、付加手数料及び追加手数料に代えてそれぞれの国が定める額(=個別手数料)を支払うため、さらに複雑です。従って、ベストな方法としては、WIPO国際事務局のホームページ(http://www.wipo.org/)のInternational Trademark Registration Fee Calculatorをクリックし料金を確認する方法です(MSエクセル(商品名)が必要)。支払いは、スイスフラン建てで行われます。支払方法としてはスイスの口座(クレジットスイスジュネーブ)に銀行振込する方法が安全です。その他の方法としては、現地支払い、銀行小切手支払い、国際郵便振替などがあります。
(2)日本国特許庁へ納付する手数料
国際登録出願する者は一件につき9000円を納付することとなります。事後指定する者、国際登録の存続期間の更新の申請者、国際登録の名義人の変更の記録の申請者は、それぞれ一件につき、4200円の手数料を納付することになります。なお、特許庁への手数料は特許印紙をもって納付されなければなりません。

議定書国際登録出願を作成できるのは?

弁理士法施行令の改正で、非弁理士の業務禁止の書類に「国際登録出願ノ願書」が追加され、国際登録出願の願書作成は弁理士が行うことになります。(弁施令38条1項7号)

各国の国内出願へ変更

国際登録日から5 年以内に基礎出願が拒絶・無効とされることなどによって国際登録が取り消されたとしても、国際登録日の利益を保持したまま各国の国内出願へ変更することができます。

締約国一覧

マドリッドプロトコル加盟国(マドプロ/マドリッド制度・締約国) 一覧

マドリッド制度(国際登録制度)には、2019年7月現在120の国をカバーする104の加盟国(Contracting party or member)が参加しています。これらの加盟国で世界貿易の80%以上を占め、その保護範囲も参加する国が増えるに従って増々拡大する可能性があります。また、WIPOのウェブサイトには、メンバー国情報のページがあります。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、マドリッド制度の導入が進み、2019年の年末には未導入はミャンマーだけになります。(2019.10.1)

w-map00

アジア

china中国 China (CN)
north-korea北朝鮮 (日本からは指定できません) Democratic People’s Republic of Korea (KP)
japan日本 Japan (JP)
bhutanブータン Bhutan (BT)
mongoliaモンゴル Mongolia (MN)
south-korea韓国 Republic of Korea (KR)
viet-namベトナム Viet Nam (VN)
philippinesフィリピン Philippines (PH)
singaporeシンガポール Singapore (SG)
indiaインド India (IN)
laosラオス Lao People’s Democratic Republic (LA)
bruneiブルネイ Brunei Darussaalam (BN)
thailandタイ王国 Thailand (TH)
Indonesiaインドネシア Indonesia (ID)
Afghanistanアフガニスタン Afghanistan (AF)
Malaysiaマレーシア (2019年12月27日から開始) Malaysia (MY)

欧州

united-kingdomgreat-britainイギリス(マン島適用) United Kingdom (GB)
swedenスウェーデン Sweden (SE)
spainスペイン Spain (ES)
denmarkデンマーク(フェロー諸島未適用) Denmark (DK)
germanyドイツ Germany (DE)
norwayノルウェー Norway (NO)
finlandフィンランド Finland (FI)
czech-republicチェコ Czech Republic (CZ)
monacoモナコ Monaco (MC)
polandポーランド Poland (PL)
portugalポルトガル Portugal (PT)
icelandアイスランド Iceland (IS)
switzerlandスイス Switzerland (CH)
russian-federationロシア Russian Federation (RU)
slovakiaスロバキア Slovakia (SK)
hungaryハンガリー Hungary (HU)
franceフランス France (FR)
lithuaniaリトアニア Lithuania (LT)
moldovaモルドバ Republic of Moldova (MD)
serbiayugoslaviaセルビア Serbia (RS)
sloveniaスロベニア Slovenia (SI)
liechtensteinリヒテンシュタイン Liechtenstein (LI)
netherlandsオランダ Netherlands (NL)
belgiumベルギー Belgium (BE)
luxembourgルクセンブルク Luxembourg (LU)
romaniaルーマニア Romania (RO)
georgiaジョージア Georgia (GE)
estoniaエストニア Estonia (EE)
turkmenistanトルクメニスタン Turkmenistan (TM)
latviaラトビア Latvia (LV)
italyイタリア Italy (IT)
greeceギリシャ Greece (GR)
armeniaアルメニア Armenia (AM)
ukraineウクライナ Ukraine (UA)
bulgariaブルガリア Bulgaria (BG)
irelandアイルランド Ireland (IE)
belarusベラルーシ Belarus (BY)
macedoniaマケドニア The former Yugoslav Republic of Macedonia (MK)
albaniaアルバニア Albania (AL)
cyprusキプロス Cyprus (CY)
croatiaクロアチア Republic of Croatia (HR)
kyrgyzstanキルギス Kyrgyzstan (KG)
european-union欧州連合 European Union (EM)
uzbekistanウズベキスタン Uzbekistan (UZ)
montenegroモンテネグロ Montenegro (ME)
azerbaijanアゼルバイジャン Azerbaijan (AZ)
san-marinoサンマリノ San Marino (SM)
bosnia-herzegovinaボスニア・ヘルツェゴビナ Bosnia and Herzegovina (BA)
austriaオーストリア Austria (AT)
kazakhstanカザフスタン Kazakhstan (KZ)
tajikistanタジキスタン Tajikistan (TJ)

アフリカ

kenyaケニア Kenya (KE)
mozambiqueモザンビーク Mozambique (MZ)
swazilandスワジランド Swaziland (SZ)
lesothoレソト Lesotho (LS)
moroccoモロッコ Morocco (MA)
sierra-leoneシエラレオネ Sierra Leone (SL)
zambiaザンビア Zambia (ZM)
namibiaナミビア Namibia (NA)
botswanaボツワナ Botswana (BW)
madagascarマダガスカル Madagascar (MG)
ghanaガーナ Ghana (GH)
sao-tome-principeサントメ・プリンシペ Sao Tome and Principe (ST)
egyptエジプト Egypt (EG)
liberiaリベリア Liberia (LR)
sudanスーダン Sudan (SD)
rwandaルワンダ Rwanda (RW)
tunisiaチュニジア Tunisia (TN)
OAPI アフリカ知的財産機関(OAPI) African Intellectual Property Organization (OA)
zimbabweジンバブエ Zimbabwe (ZW)
マラウイ Malawi (MW)

中東

turkeyトルコ Turkey (TR)
iranイラン Islamic Republic of Iran (IR)
syriaシリア Syrian Arab Republic (SY)
bahrainバーレーン Bahrain (BH)
omanオマーン Oman (OM)
israelイスラエル Israel (IL)

北米

canadaカナダ Canada (CA)
united-states-of-americausa米国 United States of America (US)

中南米

curacaoキュラソー Curacao (CW)
saint-martin-frenchセント・マーチン Sint Maarten (SX)
bonaire-sint-eustatius-and-sabaボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島 Bonaire, Saint Eustatius and Saba (BQ)
antigua-barbudaアンティグア・バーブーダ Antigua and Barbuda (AG)
colombiaコロンビア Colombia (CO)
mexicoメキシコ Mexico (MX)
cubaキューバ Cuba (CU)
brazilブラジル Brazil (BR)

オセアニア

australiaオーストラリア Australia (AU)
new-zealandニュージーランド(トケラウ諸島未適用) New Zealand (NZ)
samoaサモア Samoa (WS)

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