商標登録insideNews: Brazil Joins WIPO’s International Trademark System: Major New Benefits for Brand Owners in Brazil and Around the World | WIPO

WIPO has received Brazil’s accession document to the Protocol Relating to the Madrid Agreement Concerning the International Registration of Marks. The document was signed by President Jair Bolsonaro.  The Madrid System will enter into force for Brazil three months after the deposit of the accession instrument, on October 2, 2019.

情報源: Brazil Joins WIPO’s International Trademark System: Major New Benefits for Brand Owners in Brazil and Around the World

ブラジルがマドプロに参加します。指定開始は10月3日からになります。

商標登録insideNews: Celebrating 30 Years of the Madrid Protocol | WIPO

Thursday, June 27, 2019, is the 30th anniversary of the adoption of the Protocol Relating to the Madrid Agreement Concerning the International Registration of Marks (the “Protocol”).

情報源: Celebrating 30 Years of the Madrid Protocol

商標登録insideNews: Estonia Becomes the Second Baltic Country to Offer Madrid E-Filing to its Applicants | WIPO

Following the launch of Madrid e-filing in the Lithuanian IP Office in February, the IP Office of Estonia becomes the second Baltic State and the third Member this year to offer Madrid e-filing to its trademark community.

情報源: Estonia Becomes the Second Baltic Country to Offer Madrid E-Filing to its Applicants

Estonian Patent Office

商標登録insideNews: Membership on the Rise: Afghanistan Joins the Madrid System | WIPO

On March 26, 2018 the Government of the Islamic Republic of Afghanistan deposited its instrument of accession to the Madrid Protocol, making Afghanistan the 101st member of the Madrid System.  The Protocol will enter into force for Afghanistan on June 26, 2018.

情報源: Membership on the Rise: Afghanistan Joins the Madrid System

アフガニスタン(中央アジア)が101番目のマドリッド制度締約国になります。2018年6月26日から議定書が発効となり、出願での指定が可能となる予定です。

外国商標登録の費用 明朗でないのはなぜ

外国商標登録の費用はそれほど単純ではない

外国での製品展開や海外代理店・支店の拡充などを企画した場合に、商標をどうするかの問題は必ずついて回るものと思われます。できれば商標の使用や営業を開始するまでには、商標登録を準備しておきたいところですが、その登録には、時間もかかり、費用もかかります。また、製品を売るようには取得にかかる費用が決まらない要素があります。”別途、現地代理人費用が必要です”や現地代理人費用を”実費”として料金表に記載しているものの、外国での商標権取得に全部でいくらかかるか疑問に明朗に答えるWebsiteは殆ど存在しません。実は、商標取得のための費用は、次の要素から決まるので、単純ではありません。

question

  • 政府機関費用と代理人費用の組み合わせで、全体の費用がきまる。
  • 政府機関費用は、その国の通貨が用いられ、それは為替で常に変動する。代理人費用も含めてドル建てが取引上多いが、国際事務局(WIPO)の手続にはスイスフランが必要とされる。
  • 政府機関費用は、物価に応じた変動や制度改正などで変わることがある。
  • 外国にそれぞれ出願する場合と国際登録出願(マドプロ)する場合を選ぶことができ、政府機関費用の計算は全く異なる。
  • 国際登録出願(マドプロ)する場合には、本国出願若しくは本国登録も必要となる。
  • 国際登録出願(マドプロ)する場合には、指定国の現地代理人が不要というのがメリットとして挙げられているが、指定国数が少ない場合(2~3か国以下の場合)では、費用的には国際事務局が先取りしているだけの場合がある。
  • 国際登録出願(マドプロ)では、各国代理人が当初不要でも、仮拒絶通報などで拒絶対応が必要な場合が頻繁に生じ、結局、外国代理人とその費用が必要となることが多い。
  • 出願する国やその数で、当然のことながら、商標取得にかかる費用は大きく変動する。
  • 出願の際の指定商品の区分数で通常政府機関費用(代理人費用も)は変化する。
  • 出願の際の記載方法で、政府機関費用の出願料が異なる場合がある。
  • 出願によっては意見書・補正書提出などの中間処理が必要となり、実際は必要となることが多い。
  • 代理人費用は、通常、自国の代理人と出願を予定している外国の代理人の2か所分がそれぞれの国で必要とされる。
  • 外国の代理人の費用は、通常、自国の代理人に費用までもコントロールされていないので、事前のフラットフィー契約を締結する以外は、請求書を見ないとはっきりとは費用がわからないこともある。
  • 現地の代理人費用は、中間処理の際に時間請求(hourly charge)となることが多く、日本の知財の常識からは高いなと思うほどの費用を請求されることが普通に起こる。
  • 代理人費用は、時系列として調査段階、出願段階、中間処理段階、登録段階、使用宣誓書提出段階、更新段階などでかかる。
  • 日本の実務から見て単なるお知らせにすぎない場合(ファイルをチェックした、更新が近づいた等)でも、外国代理人は費用を請求してくることはある。
  • 外国企業は権利意識は日本人比べて高いので、抵触しそうだ或いは混同のおそれありぐらいで異議申立や取消手続に移行する率は高く、そのような係争事件の場合、出願作業の費用に比べて費用は高額となる。
  • 外国への送金にも費用がかかる。
  • 委任状などに領事認証が必要なこともあり、そのような国では公証は大使館・領事の収入源と推測され公証費用が一般に高くなる。

外国商標登録の費用が何故明朗でないのかはご理解いただけたかと思います。外国商標出願の見積は概算になる傾向にあり、中間処理などの不確定要素により大きく変動します。このため、日本の特許事務所の特にウエブサイト上の料金表では、外国代理人の費用を計上していない例が多く、実際はその外国代理人の費用が随分と高額となることが多いと思います。

biz

読み違えない外国商標登録の費用見積の読み方

外国商標登録の費用見積については、同じ国に出願する場合であっても、ルートが違えば政府機関の費用が異なってきますし、代理人も事務所が違えば費用も同じではないことなります。例えば、2つ以上の日本の特許事務所に見積をリクエストする場合に、その費用の比較をすることになりますが、その際に注意する点を挙げておきます。

  • 取得しようとする商標の条件を合わせる必要があります。指定商品・指定役務の区分数(number of classes)によって費用は変わります。平均は2区分前後ですので、未だ決まっていない場合には、仮に2区分としても良いでしょう。出願しようとする商標の件数も多い場合には、バルクディスカウントもあるので聞いてみても良いかと思います。
  • 比較する場合、見積がどこまでの段階のものかを合わせる必要があります。1つの見積が出願手続だけで、もう1つの見積は出願から登録手続まであれば、費用の比較は総額ではできないことになります。
  • 出願のルート(route)を決める必要があります。ここでルートとは、直接外国の知的財産庁に出願するのか、或いは国際登録出願をするのかのルートになります。事務所を変えて比較する場合には、ルートによって費用が変わりますので、同じルートでないと精度の高い比較はできないことになります。
  • 出願のルートや区分数や色の有無が決まれば、政府機関費用(official fee)は決定します。この政府機関費用は本人が出願しても誰が代理しても変わりません。見積の中に庁費用、オフィシャルフィー、印紙代などの名目があれば、それらは政府機関費用です。外国の場合、通貨はばらばらで、ドル建てにしている場合もあり、国際事務局のようにスイスフランのところもありますので、見積もりがドル建てやスイスフランであれば、一旦、見積日のレートで計算しましょう。
  • 全体の見積もり総額から政府機関費用を引き算した額が、代理人の取り分(代理人費用:attorney fee)となります。代理人の取り分は代理人ごとに違うといっても過言ではありません。その代理人の費用にも内訳があり、大きく分けると自国の代理人と現地の代理人のそれぞれの費用です。費用を考慮しながら出願する場合は、その代理人の取り分が選んだ代理人に応じて変動するため、代理人費用の抽出は重要で良く把握する必要があります。
  • 現地の代理人費用は概ね概算ですので、実際には出願した内容によって類似と判断されて意見書・補正書作成で費用がかかることもあり、逆に拒絶理由を通知されることなく円滑に進むこともあります。特許事務所からの見積では、円滑に進むケースを前提に、意見書、補正書費用がかかる場合がありますと可能性を示唆する見積例が多いと思いますし、それ自体は間違いではないのですが、実務上は円滑には進まずに現地代理人の中間費用がかかることが割合多いものだと考えていて間違いでもありません。中間処理の発生の割合はルートが、直接外国の知的財産庁に出願する場合も、国際登録出願をする場合もあまり変わらない筈ですが、実際は政策的に国際登録出願のルートの方が中間処理の発生割合が多いように思います。
  • 現地代理人の費用は概ね概算ですが、現地代理人の出願費用(attorney fee)は通常料金表(fee schedule)通りのチャージになりますので、出願段階の費用には通常余りズレは生じないようになっています。しかしながら、出願は予算の範囲内でも中間処理が高額な場合もあり、ときどき中間処理でかなり高額なチャージを食らうこともありますので、依頼の前には見積もりをとることやこちらの予算を先にいうのがスマートな現地代理人へのコントロールと思います。
  • 特に国際登録出願(いわゆるマドプロ)のルートの場合、現地代理人は不要となることもありますが、費用的にはその分の費用を実は国際事務局(wipo)が先取りしていて政府機関費用はかなり高額です。米国だけの商標権取得(1区分)の場合、直接米国特許商標庁(USPTO)に出願すれば、政府機関費用はたった225 USドル(約25,000円 TEAS Reduced fee)ですが、全く同じ内容の出願をマドプロで行う場合には、Basic Fee:653 chf +individual fee:388 chf の合計1041スイスフランが政府機関費用としてかかります。スイスフランの為替レートは日本円で約115円(2018.1)ですので、政府機関費用だけで約12万円かかり、日本の基礎出願(出願で12000円、登録料28200円(印紙代のみ))と特許庁(jpo)の書類送付費用(9000円)も必要なため、さらに費用がかかります。さらに、これは政府機関費用だけの比較なので、代理人費用が加わった場合には、もっと費用の違いが広がることもあります。米国だけの商標権取得の場合、費用面ではマドプロはかなり贅沢なアプローチで、最初の使用証明の提出時期が5年目―6年目になることを除いて法的な結果や政府機関での取り扱いはほぼ同じながら、多くの場合マドプロの選択は高くつくことになります。商標登録の海外展開を図る場合、マドリッド制度の費用の恩恵に与れるのは出願国は4か国以上の場合だろうと推測され、3カ国で費用にあまり差がなく、1、2か国の場合には費用的なメリットはかなり少ないものと思います。
  • 現実的に拒絶理由通知に直接対応するのは現地代理人と思いますが、日本の特許事務所と付き合いのある現地代理人の法律事務所が商標を主たる業務としている場合には良しとしても、稀に日本の事務所は特許専門で片手間で商標をマドプロで出願して、仮拒絶通報という場合に、お付き合いのある現地法律事務所も同様に特許専門な場合には異端な商標には処理に時間がかかって凄い額のチャージをもらってしまうこともあるようです。危険なのは、日本の特許事務所もそれが相場を大きく越えたチャージであることに気づかない場合です。勿論、クライアントも気づかないことになり、財力という体力があれば問題ないかもしれませんが、本来餅は餅屋であれば抑えることができたコストかもしれません。

 もちろん、商標登録を誰に頼むかやどのルートで進めるなどの決定には、費用以外の面もあります。例えば、数多くの国に一度に出願できる点や、権利取得後のメンテナンスや一括管理や自社管理などもあります。また、日本の商標出願に特化した事務所でも、外国の商標権取得のハンドリングは不得意などもあるかもしれません。インターネットで外国の費用を検索している方や、予算に余裕がある会社でも、費用には間違いなく敏感と思いますので、上記の各項目に注意しながら、少なくとも見積の読み違えのないようにお祈り申し上げます。

【広告】有明国際特許事務所では、日本の弁理士資格と、連邦規則§11.1に定義されている米国の州弁護士資格により、特許庁 (JPO)と米国特許商標庁(USPTO)にそれぞれ直接手続でき、現地代理人は不要です。
有明国際特許事務所 米国手続の事務料金表
マドプロを選んではいけない場合がある!マドプロと直接出願の比較

商標登録insideNews: 標章の国際登録に関するマドリッド協定及び同協定に関する議定書に基づく共通規則(特許庁仮訳)について | 経済産業省 特許庁

我が国が平成12年(2000年)3月から加盟している「標章の国際登録に関するマドリッド議定書」に関する「標章の国際登録に関するマドリッド協定及び同協定の議定書に基づく共通規則(PDF:302KB)」(以下「共通規則」という。)が改正され、同共通規則は、2017年11月1日から発効します。

情報源: 標章の国際登録に関するマドリッド協定及び同協定に関する議定書に基づく共通規則(特許庁仮訳)について | 経済産業省 特許庁

情報源: Amendments to Common Regulations Take Effect November 1

商標登録insideNews: マドリッド協定議定書個別手数料 変更・新規 お知らせ|特許庁

カンボジア, タイがマドプロに新規で加わり、タジキスタン、チュニジアに個別手数料の変更があります。

単位:スイスフラン

国名 出願時 更新時
カンボジア(2017.10.31から) 1類毎に 96 1類毎に 99
タイ(2017.11.7から) 1類毎に 418 1類毎に 522
タジキスタン(2017.10.25から) 1類まで 373  1類を超えた1類毎に 29 1類まで 373 1類を超えた1類毎に 29
チュニジア(2017.10.5から) 1類まで 109  1類を超えた1類毎に 14 1類まで 156 1類を超えた1類毎に 33

 

https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_shouhyou/kokusai/files/madopro_tetuzuki/fees.pdf

商標登録insideNews: タイ王国、マドリッド制度に加盟 | WIPO

On August 7, 2017, the Government of Thailand deposited its instrument of accession to the Madrid Protocol with WIPO’s Director General, making Thailand the 99th member of the Madrid System.  The Protocol will enter into force for Thailand on November 7, 2017.

情報源: Thailand Joins the Madrid System

The International Trademark System has notched its 99th member with Thailand’s accession. The accession spotlights the Madrid System’s emergence as a key component of protecting marks internationally, offering a convenient and cost-effective solution for brand owners worldwide.

情報源: Trademarks Trending

コメント:タイ王国はマドリッド制度に加盟し、11月7日から出願可能の予定です。アセアン諸国でもマドリッド制度の加入が進みそうです。

国際登録出願(マドプロ)の商品役務リストの書式

商品と役務のリストの書式設定

wipoのガイドライン第3章の翻訳です。

  1. 3.1 句読点
  2. 3.2 大文字と特殊文字の使用
  3. 3.3 商品とサービスの重複表示
  4. 3.4 単数形または複数形の商品および役務の名称
  5. 3.5 略語や頭字語の使用
  6. 3.6 括弧の使用

3.1 句読点

出願人が保護を求める商品や役務の一覧に句読点を適切に使用することは、その理解、分類、その後の翻訳を容易にするためにとても重要です。特に、セミコロン[;]は歴史的にほとんどの国内官庁でクラス内の商品と役務の異なるカテゴリを明確に区別するのに使用されてきています。カンマ[:]だけではこの区別を有効にすることはできません。したがって、MM2の様式では、申請者に商品と役務の表示を明確にするためにセミコロンを使用するように指示しています。

リストの商品と役務の表示を明確に指定するには、セミコロン(;)を一貫して使用します。

09 Scientific, optical and electronic apparatus and instruments; screens for photoengraving; computers.
35 Advertising; compilation of statistics; commercial information agencies.

さらに、フルストップ(.)は、指定されたクラスに対して記載が完了したことを示すために、特定のクラスの記載の終わりに唯一使用する必要があります。

句読点の例
上述のように、セミコロンの使用は、国際出願に記載された商品と役務の正確な解釈を容易にします。カンマまたはセミコロンの誤用は、次の例に示すように、審査と翻訳の両段階で国際出願に記載されている商品と役務の誤解を招く可能性があります。

Class 1
– Class 1: Vitamins; proteins for use in the manufacture of food supplements.
– クラス1:ビタミン;食品サプリメントの製造に用いるタンパク質
リストには、上に表示されているように、「ビタミン」は「食品サプリメントの製造に使用する」に関連していないため、ビタミンはクラス5で再分類されるべきとなります。

あるいは、次のように表示することもできます。
– Class 1: Vitamins, proteins for use in the manufacture of food supplements.
– クラス1:ビタミン、食品サプリメントの製造に使用するタンパク質
このリストでは、上記のように、「ビタミン」は「食品サプリメントの製造に使用する」に関連しますので、商品はクラス1で正しく分類されます。

クラス41
– Class 41: Publication of books; magazines.
– クラス41:本の出版;雑誌
「雑誌」は「出版」サービスに関連していません。したがって、雑誌はクラス16で再分類されるべきとされます。

あるいは、次のように表示することもできます。
– Class 41: Publication of books, magazines.
– クラス41:本、雑誌の出版
このリストでは、上記のように、「雑誌」は「出版」サービスに関連しています。したがって、サービスはクラス41で正しく分類されます。

クラス12
– Class 12: Tires for automobiles, motorcycles and bicycles.
– クラス12:自動車、オートバイ、自転車用タイヤ
リストには、上に表示されているように、車両の3種類のタイヤがリストに含まれています。

あるいは、次のように表示することもできます。
– Class 12: Tires for automobiles; motorcycles and bicycles.
– クラス12:自動車用タイヤ;オートバイ、自転車
このリストでは、上記のように、2つの異なる車両(オートバイと自転車)と1種類のタイヤ(自動車用タイヤ)のみが含まれています

クラス20
– Class 20: Tables, chairs, furniture frames; all aforementioned goods of wood.
– クラス20:テーブル、椅子、家具フレーム、木材のすべての上記の商品
リストには、上に表示されているように、制限はリストされたすべての商品を参照します。

あるいは、制限は次のように言い表されていた可能性があります。
– Class 20: Tables; chairs, furniture frames, all aforementioned goods of wood.
– クラス20:テーブル;椅子、家具フレーム、前述のすべての木材製品。
このリストでは、上に表示されているように、椅子と家具とフレームのみが木材製品に関連します。

クラス25
– Class 25: Silk shirts, trousers and dresses.
– クラス25:シルクのシャツ、ズボン、ドレス。
リストには、上に表示されているように、リストされているシャツ、ズボン、ドレスはすべてシルク製です。

あるいは、次のように表示することもできます。
– Class 25: Silk shirts; trousers and dresses.
– クラス25:シルクのシャツ;ズボンとドレス。
このリストでは、上に表示されているように、シャツのみがシルク製に限定されています。残りの2つの衣類、すなわちズボンとドレスは、シルク製に限定されていません。

審査方針
審査官は、本国官庁が認定し送付したものに句読点を追加または変更することにより、職権では、国際出願における商品及び役務の記載を変更することはできません。審査官は、分類のために十分に明確であり、ニース分類の適切なクラス分類がされていれば、すべての商品および役務のリストに関する不規則性を提起することはできません。審査官は、国際出願に記載されている分類が十分に明白ではない場合に、共通規則の規則13の下で不規則性を提起することができます。最後に、審査官は、審査の結果、国際出願に記載されている指定商品及び指定役務の記載が、ニース分類の間違ったクラス番号の下で分類されている場合に、共通規則の規則12に基づき不規則性を提起します。本国官庁は、国際出願の商品及び役務の記載の句読点を修正することにより、不規則性の通知に答えることができる。例えば、上記の例ではクラス1の「ビタミン」およびクラス41の「雑誌」について、本国官庁は、セミコロンをカンマで置き換える必要があることを示すことができます。

3.2 大文字と特殊文字の使用

商品や役務のリストでの大文字の使用は、記載されたそれぞれの新しいクラスの初めの最初の商品及び役務と、頭字語及び略語に使用されます。その結果、国際事務局に提示された商品及び役務の記載では、大文字の表示が検査段階で再フォーマットされ、小文字、大文字は上記のようにのみ使用されます。

3.3 商品とサービスの重複表示

一部の国際出願では、あるクラスでは商品や役務の用語や表現が複数回表示されています。これは出願人の間違い又は本国官庁の見過ごしかもしれず、意図的な決定かもしれません。

審査方針
現在の法的枠組みの下では、国際事務局は、国際出願に記載されている商品および役務の表示を統制することが必要とされいますが、国際事務局は質問をすることができず、また出願人の意図を解釈することもできません。したがって、国際出願に適切なクラスの下で商品または役務の表示が複数回記載されている場合、審査官は職権で不規則を起こさず、本国官庁によって認証され送信された、その申請書に記載されている商品および役務のリストの同一の表示または複数の表示を削除することもしません。

3.4 単数形または複数形の商品および役務の名称

商品は国際出願で最も頻繁に複数形で見つかります。例えば、「computer」の代わりに「computers」が使用されます。逆に、集合的または不可算名詞(uncountable)の商品は、その単数形を使用してリストされており、例えば、「breads」という用語を使用せずに、「bread」と表示しています。役務に関しては、リストされた役務の性質および共通の表現、例えば複数形としては修理サービス、電気通信、カフェテリア、オフィス機能、公報、他方単数形としては会計、広告、輸送などに応じて、複数形と単数形の両方が国際出願には存在します。結局のところ、数えることができる商品や役務については商標の登録申請時に複数形とすることが一般的に推奨されますが、審査官は商品やサービスのリストでの単数形または複数形の矛盾した使用の不規則性について言及することはなく、そのようなリストを変更して、単数形または複数形の一貫した使用を採用することもありません。

3.5 略語や頭字語の使用

略語は「語句の短縮形」です(例:アプリケーション用のAPP)。また、頭字語は、「他の言葉の頭文字から形成された略語」(例えば、SUVはスポーツ用のユーティリティービークル)です。いくつかの略語や頭字語が商品の表示に頻繁に使用されており、例えばCD-ROM、DVD、テレビなどが一般に知られており、特定の業界または専門分野では、例えばDNAチップ、PVCフィルム、AC-DCコンバータなども知られています。時には、略語や略語も名詞として使用されるため、複数形の形式とすること(例:DVDs、CDs)が行われています。

審査方針
商品や役務の一覧に使用されている略語や頭字語は分類の目的に関して商品及び役務についての正確かつ明白な記述である場合には、受け入れられます。略語や頭字語が一般に知られていない場合は、開発形態で、大文字の略語や頭字語と括弧で囲まれた形式で、国際事務局に提示する必要があり、例えば、automatic teller machines [ATM]のようになります。そのようなプレゼンテーションには、それらの正しい分類と翻訳を付加できます。

ニース分類で利用される次の表示には、開発形式(””)の後に頭字語が含まれています。
“Global Positioning System [GPS] apparatus” (NCL – Class 9)
「全地球測位システム(GPS)装置」(NCL-クラス9)
略語と頭字語は、分類の目的のために理解可能で明白で、広く知られている場合は受け入れられます。例示は、GPSナビゲーションシステムのためソフトウェアまたはナビゲーション目的のためのGPS機器のレンタルです。

Commonの規則12および13に基づく商品および役務の記載の審査において、審査官は、使用される略語または頭字語が受け入れられるかどうかを判断する必要がある。審査官は意図された範囲を変更する危険があるので職権で略語や略語を変更することはできない。もし審査官が商品及び役務のリストに使用されている略語又は頭字語を明確に理解できない場合や特定できない場合、審査官は、規則13に基づく不規則性通知でのみこの問題を提起します。

3.6 括弧の使用

丸括弧(ラウンドブラケット)()

丸括弧はニース分類のアルファベット順のリストで使用され、別の適切な場所にリストされた製品またはサービスの表示(相互参照)とされています。例えば、文字 “A”のところに記載された “Adhesive for dentures”は、文字”D”のところに”Dentures(Adhesive for – )”と相互参照されており、 “C”のところに記載されている “Cooking salt”は、”S”のところに”Salt(Cooking – )”と相互参照されています。

また、丸括弧は、あまりにも一般的であると考えられたため、商品や役務を記載できなかった用語で始まる表現を記載するのにも用いられています。このような場合、最も重要な部分は記載中の表現で使用され、残りの部分は丸括弧の間とされていました。

例えば、“Apparatus for measuring the thickness of skins” 「皮の厚さ測定装置」は、文字” A “のところに記載されておらず、代わりに、文字「S」のところに“Skins(Apparatus for measuring the thickness of –)”と記載されています。“Compositions for the manufacture of technical ceramics”とは記載されていますが, 文字 “C” のところでも “Ceramics (Compositions for the manufacture of technical –)”と記載されています。

場合によっては、最も重要な部分は“Cooking (Preparations for stimulating –) for industrial purposes” or
“Patches (Adhesive rubber –) for repairing inner tubes.”「工業用の調理(試作的な準備)」または「インナーチューブを修理するためのパッチ(接着ゴム – )」というような表現になります。

ニース分類が印刷された形式で発行された際に、丸括弧を使用すると、アルファベット順のリストに表示された項目を簡単に見つけることができました。2013年1月現在、ニース分類はオンラインのみで公開されています。サーチ機能はオンライン出版物で利用可能であり、丸いブラケットの使用を不要にし、ニース・ユニオンの専門家委員会は丸括弧をすべてアルファベット順のリストから除いています。

丸括弧も意味するアルファベット順のリストの英語版で、用語のアメリカの表現に対応に、使用されています。
例えば、 “shower cubicles [enclosures (Am.)]” or “pajamas (Am.)”.

角括弧(スクウエアブラケット)[]

角カッコは含めるニース分類のアルファベット順のリストで、は、それらの前に用語をより正確に定義することを意味している表現で使用されています。例えば、“Blinkers [harness]” (Class 18) or “Blinkers [signaling lights]” (Class 9); “cleaning of buildings
[interior]” (Class 37) or “rescue operations [transport]” (Class 39).

審査方針
国際出願では商品やサービスを一覧表示する際に丸括弧と角括弧の使用が可能です。審査官は円括弧または角括弧を変更、追加、削除することで、記載の用語を並べ替えることで、本国官庁が認定し送信したとおりの国際出願の商品や役務の記載を変更してはなりません。

審査の一般原則が適用されます。

商品及び役務の記載が分類の目的のためは十分に明確であり、ニース分類の適切なクラス番号に分類されている場合には、審査官は、丸括弧と角括弧を含む商品及び役務の記載に関する不規則性を上げてはなりません。

審査に続いて、円括弧または角括弧のいずれかを含む表示が分類の目的のために十分に明確でないように見える場合には、審査官は、共通規則の規則13の下で不規則性を問題とします。

最後に、審査に続いて、円括弧または角括弧のいずれかを含む表示がニース分類の間違ったクラス番号の下にグループ化されているように見える場合には、審査官は共通規則の規則12の下で不規則性の問題を提起します。

審査ガイドライン(EXAMINATION GUIDELINES CONCERNING THE CLASSIFICATION OF GOODS AND SERVICES IN INTERNATIONAL APPLICATIONS)

商標登録insideNews: マドリッド協定議定書第5条(2)(b)及び(c)、第8条(7)(a)に基づく宣言:アンティグア・バーブーダ(参考訳) | 経済産業省 特許庁

マドリッド協定議定書第5条(2)(b)及び(c)、第8条(7)(a)に基づく宣言:アンティグア・バーブーダ(参考訳)

情報源: マドリッド協定議定書第5条(2)(b)及び(c)、第8条(7)(a)に基づく宣言:アンティグア・バーブーダ(参考訳) | 経済産業省 特許庁

マドリッド協定議定書第5条(2)(b)及び(c)の宣言により、暫定拒絶を出願人に通報するための期間は18か月になり、異議申し立てのために18か月の後でも暫定拒絶が通報されることが可能となります。マドリッド協定議定書第8条(7)(a)に基づく宣言により、国際登録出願、事後指定および更新に関して個別手数料の受け取りが可能となり、国際登録出願と事後指定が区分数に拘わらず247スイスフラン、更新が区分数にかかわらず114スイスフランです。この宣言については、2017年4月9日施行となります。

アンティグア・バーブーダ(英語: Antigua and Barbuda)はカリブ海東部の小アンティル諸島に位置するアンティグア島、バーブーダ島、レドンダ島からなる国家です。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国です。(from Wikipedia)

商標登録insideNew: 米国特許商標庁(USPTO)へのSec. 8 and Sec.71使用宣誓書についての改正

Chicago Downtown
Chicago Downtown

米国特許商標庁(USPTO)は、商標登録の正確性を維持するため、Sec.8 and Sec.71の使用宣誓書について、不使用について正当な理由がある場合を除いて、情報、証拠物、宣誓書などを求めることができると改正します。Sec.8の使用宣誓書は、登録商標の使用を証するために必要とされる宣誓書であって、米国登録日から5年目と6年目の間と、9年目と10年目の間に提出すべき書類です。Sec.71の使用宣誓書は、マドリッド制度を利用した国際登録出願に基づいて、必要とされる宣誓書であって、米国の登録から5年目と6年目の間と、9年目と10年目の間に提出すべき書類です。例えば、マドリッド制度を利用して米国への保護の拡張を図った場合、登録時の使用宣誓書が不要であるため、Goods and services Indentificationが適正であればそのまま登録になることもありますが、今回の改正で、日本の実務のように或る類の例えば7類似群コード以内の商品を指定していた場合でも、米国の商標審査官が登録の指定商品群が広範囲すぎると思えば、使用について証拠を追加して提出する必要があり、適切なSec.8(71)の使用宣誓書を提出できなければ商品削除となるものと思われます。今回の規定は2017年2月17日から施行されます。

FR vol. 82, No. 12 6259~

WIPO・マドリッドモニターで国際登録商標を検索🔍

マドリッドモニター(Madrid Monitor)が正式運用開始

 "WIPO" photo by Vllle Oksanen / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
“WIPO 2016 Assemblies Screensaver in WIPO library” photo by EIFL / CC BY-SA 2.0, converted from .jpg to .png
E-Madrid構築の始めの第一歩としてマドリッドモニターがWIPOの商標検索用ツールとして正式に運用されています。マドリッドモニターは現在アクセス可能なROMARIN、 WIPO Gazette of International Marks、Madrid E-Alert、及びReal-Time Statusの機能及び情報を一つに統合したアプリケーションです。2017年の遅くには, ROMARIN, Madrid E-Alert 及びMadrid Real-Time Status はWIPOのウエブサイトでは利用できなくなります。

Madrid Monitor integrates the functions and content of these tools, which will be discontinued later this year.

マドリッドモニターの機能

検索(Search):マドリッドモニターの検索では全ての国際登録に関する詳細な情報の検索を行うことができます。直感的なインタフェースを使用しながら、国際登録番号(IRN)、名義人、標章、図形、基礎となる商標出願番号/登録番号、区分(ニース分類、ウィーン図形分類)等を使って検索可能です。従来からのROMARINからの検索機能を引き継ぎ、Global Brand Databaseと同様の図形検索も可能です。マドリッドモニターのデータベースは全ての国際商標出願(pending)及び国際登録(Inactiveも含む。)ですので、各同盟国の国内商標についての検索は、Global Brand DatabaseかTMViewなどの国際登録以外のデータベースを検索することになります。出願前のavailablity checkは、Global Brand DatabaseかTMViewを使用し、登録後のステータスチェックはMadrid Monitorを使用することが推奨されます。

追跡(Track):国際商標出願及び国際登録の進捗について、詳細な情報と経緯を確認することができます。
フォロー(Follow):手続の請求に係る現在の処理状況や決定通知書類(暫定的拒絶理由通知書や保護認容声明等)にて、国際登録のステータスの進捗をフォローすることができ、ワンクリックの検索オプションで強調させることができます。
保存及び共有(Save & Share): 検索結果や標章の詳細レポートをHTMLやPDF形式で保存し、記録を他の人に共有するためのハイパーリンクを作成することができます。
監視(Watch):自分や競業者の標章について、自身でカスタマイズした監視リストを作成することによって、関心のある商標についてリアルタイムでEメールによるアラートを受信するように設定することができます。

Madrid Monitor Beta
Madrid Monitor Beta (http://www.wipo.int/branddb/wo/en/)

A. Search(検索)

マドリッドモニターで利用できる検索としては2種類あり、SearchとAdvanced Searchがあります。Searchの初期画面のレイアウトについては、左側に1つの入力欄であるSearch In Box、右側にFiler By, これらの下部に検索結果(Records matching the search)が示されます。マドリッドモニターでは、直感的には、左側のSearch In Boxが検索データを増やすように作用し、右側のFilter Byが検索データを絞るように作用します。検索結果は、LIST表示(或いはGRID表示)されていても図形付きで表示されるため、把握しやすいものとなっています。

Advanced Searchでは、シンプルなSearchよりも細かなデータ入力が可能です。画面レイアウトについては、左側のSearch In BoxがAdvanced Searchの専用のSearch Byに入れ替わりますが、右側にFilter By, これらの下部に検索結果(Records matching the search)が示されるところは、Searchと同じになります。Advanced Searchにはタブをクリックすることで入ることができます。

1. Search In Box (検索入力欄)

先ず、SearchのInput Boxでは、AUTOの文字がその中に現れます。AUTOの文字に対してマウスを寄せると、英語ですがマウスオーバーで種々の説明を表示してくれます。AUTOの文字の下部には、上から順にText, Number, Date, Class, Countryのメニューが現れており、それぞれの項目がプルダウンメニューがあります。Search Input Boxに1つ設定すると、右側にずれて次の設定が可能です。好きなだけ検索タームを入れることができますが、2つの用語の間に演算子をまったく含まない場合、ORが仮定されるため、ANDを追加しなければ、それぞれの検索タームはORの関係になります。また、検索タームの入力の際には、自動的な示唆表示機能(auto-completion)があるため、入力が容易となります。

検索タームの入力後、Searchボタンをクリックすれば、画面の下半分に調査結果が出力されます。サーチ結果の総数はサーチ結果の左上の分母で表され、ページ化されて表示されます。ページ化する単位は、10, 30, 60, 100の中から選ぶことができます。表示方法としてリスト表示(List View)とグリット表示(Grid View)があり、リスト表示がデフォルトになります。表示される項目はOptionボタンをクリックして取捨選択可能です。ステータス、本国(origin)、国際登録番号、登録番号について、昇順、降順の選択が可能です。

検索の演算子と文法

マドリッドモニターでは、各クエリは用語と演算子に分かれています。用語は、単一の単語(例えば、syringe)または引用符で囲まれた複数の単語(例えば、”hypodermic needle”)のどちらでも検索可能です。次に、以下のタイプの演算子のいずれかを使用して、より複雑なクエリを実行するために、条件を変更または結合することができます。

  1. ブール演算子(Boolean operators) – AND、OR、NOT – 用語を結合する単純な論理演算です。両方の用語を含むレコードを検索するには、用語の間にANDを使用します。どちらかの用語を含むレコードを検索する用語との間にORを使用し、第1の用語を含むレコードを検索する用語の間には使用しません。 2つの用語の間に演算子をまったく含まない場合、ORが仮定されます。 2つの別々の語句の代わりに複数語句が必要な場合は、単語を引用符( “)で囲みます。
  2. グループ化演算子(Grouping operators) – ( OR )AND – 演算子が適用される論理的順序を制御できます。カッコで囲まれたグループは別々に扱われ、他の用語と組み合わせて単位となります。例えば(dog OR cat)AND collarは、 ‘collar’と ‘dog’または ‘cat’の両方を含むレコードを検索し、dog OR(cat AND collar)はdogまたはcatとcollarの両方を含むレコードを検索します。
  3. ワイルドカード/任意文字(Wildcards) – *(アスタリスク)、?(クエスチョン) – 単語内の単一または複数の文字を一致させることができます。 “?”クエスチョンワイルドカードは任意の1文字にマッチし、”*”アスタリスクワイルドカードは0文字または複数の文字と一致します。例えばte?tは ‘test’と ‘text’の両方に一致し、text*は ‘text’、 ‘texts’、 ‘texting’などと一致します。
  4. 近接演算子(Proximity operator) – ” “~ – 互いに特定の単語数の中で2つ以上の単語を検索できます。”fruit juice”~10を検索すると、fruitという単語がjuiceという単語の10語以内にあるすべてのレコードが見つかります。もし用語の最後に〜10がなければ、正確なフレーズ”fruit juice”だけが有効な一致となります。
  5. ファジーマッチ/曖昧検索(fuzzy match) – ~ – 入力した語句と同じように、語句のスペルが記録されているレコードを検索できます。たとえば、alco~ は’also’, ‘alcoh’, ‘asco’ など多くのものを見つけます。 0(異なる)から1(似ている)までの数字を指定することで、どの程度の類似する一致を得るのかより詳細に制御することができます。例えばtext~0.1はtext~0.9よりも多くの一致を持つものとなります。
  6. 範囲の検索 – [ TO ] – 一連の値に一致する用語を検索できます。 ‘TO’演算子を使用して範囲を入力し、用語を角かっこ[](square brackets)で囲みます。例えば[1012222 TO 1012235]は、1012222と1012235などの2つの値の間の登録番号を持つレコードと一致します。範囲に境界値が含まれないようにする場合は、角括弧の代わりに中括弧{}(braces)を使用します。日付範囲を入力するには、提供されるカレンダーを使用して[日付範囲]オプションを選択するのが最も簡単です。
Regular Search Box
Search Input BoxとSearch Result

マドリッドモニター・メニュー内の選択項目

Menu List メニューの中でさらに選択可能です。
Text
  • MARK_ALL(Mark[標章]–all text fields including translation [翻訳] and transliteration[音訳])
  • MARK_P (Mark[標章]–Phonetic matching (音韻の一致) of all text fields including translation [翻訳] and transliteration[音訳])
  • HOL (Holder’s name [商標権者名])
  • RES (Representative Name [代理人名])
  • GS (Goods and services text all available languages[可能な言語での指定商品・指定役務])

音韻オプション(Phonetic option)を使用すると、入力した言葉のように聞こえる言葉を検索できます。 例えば cocoを検索すると’koko’, ‘cocoa’, ‘choko’ などと一致します。この検索は、Mark fieldだけで可能です。文字の入力と平行して、いくつかの候補が入力候補として表示されますので、それを選択することもできます。

Number
  • IRN (International Registration Number [国際登録番号])
  • BAN (Basic Application Number [基礎出願番号])
  • BRN (Basic Registration Number [基礎登録番号])
  • REF (WIPO internal document reference number [WIPO 内引例番号]
Date
    • RD (Registration Date[登録日])
    • ED (Expiration Date[権利満了日])

例えば、日付けで、Today, Last 6 months, Year to Date、Specific Date, All Days before/after, Date rangeなどもPopup表示されす。

Class
  • NC (Nice Class [ニース分類])
  • VCS (Vienna Class [ウイーン分類(図形)])
Country
  • OO (Office of Origin [本国官庁])
  • DS (Designated State [指定国])

文字の入力と平行して、JP-Japanのように国別コードと国名の両方が入力候補として表示されますので、それを選択することができます。

2. Filter By (検索フィルター)

マドリッドモニターのFilter By 領域には、現在の検索条件に一致する情報が表示され、追加の検索条件を入力せずに特定のカテゴリのみに絞り込むことができます。フィルターの種類として、ステータス(状態)、画像、本国、指定国、ニース分類、標章の種類、有効期限、登録年、ウィーン分類または商標権者の各フィルターが用意されており、上端の各タブをクリックすることで選択できます。各タブでは、さらに詳細な情報を絞りこみが可能で、各タブの右下にあるfilterボタンをクリックして、結果に適用されるフィルタを追加または変更することができます。

ステータスフィルター(Status Filter)

ステータスフィルターでは3つのステータスを選択可能です。Activeは、権利化されたレコードです。Pendingは審査待ちです。Inactiveは、有効期限切れ、取消しまたはその他の手段によってアクティブ状態から削除されたレコードです。 マドリッドの登録については、有効期限が過ぎてから6ヶ月間、レコードはアクティブ状態のままです。

Filter By Status
Filter By Status
イメージフィルター(Image Filter)

イメージフィルターでは、初めに、ブラウズボタンをクリックするか、点線のBOX内に、コンピューター内のデスクトップや、他のブラウザーや、検索結果などから画像ファイルをドラックします。画像フィアルとして分析可能なファイルは、JPG、GIF、BMP、およびPNGファイルに限定されます。次に、画像比較方法を選択します。i)Shape 色は完全に無視されソースイメージ内の線分の分布のみを調べ、collection内で類似したイメージを探します。ii)Color 画像内の色と、それらが画像内でどのように分布しているかのみを調べます。マッチングのカラーで最も正確となります。iii)Texture 色を完全に無視し、画像内の線の分布のみを無視し、画像内の線の種類にのみ注視して分析します。Shapeでうまく一致しない画像で有効です。iv)Composite 分析にカラー情報とライン情報の両方を使用します。最後に、(オプションで)検索する画像の種類を選択することができます。i)Verbal 何らかの形のテキスト要素のみを持つと判断された商標です。Mark fieldで検索することにより、これらのマークを見つけることができますが、商標が純粋にテキストのみで関連する画像がない場合、このimage filterでは絞ることができません。ii)Nonverbal テキスト要素を全く持たないが、何らかの形のデバイス、形、色、香り、またはサウンドしか持たないと判断されたイメージを対象とします。iii)Combined テキスト要素と非テキスト要素の両方を持つと判断された検索結果に関連付けられたイメージを対象とします。

Filter By Image
Filter By Image
本国フィルター(Origin Filter)

各検索結果の本国が表示されます。通常、原申請者の国内拠点です。List表示とWorld Map表示を切り替えることができます。リストまたは地図のいずれかの国の上にカーソルを置くと詳細を見ることができます。 対象となる国の追加も可能です。

Filter By Origin
Filter By Origin
指定国フィルター(Designation Filter)

指定フィルターには、各検索結果における指定国を分析して表示します。本国フィルターと同様に、List表示とWorld Map表示を切り替えることができます。リストまたは地図のいずれかの国の上にカーソルを置くと詳細を見ることができます。 対象となる国の追加も可能です。

Filter By Designation
Filter By Designation
ニース分類(Nice Classification)

ニース分類の1~45の類番号の数字で分析されて表示されます。

Filter By Nice CLassification
Filter By Nice CLassification
商標の種類(Type of Marks)

Not specified (他に分類されない)、Mark in standard characters(標準文字)、Meaningless Verbal Elements (意味の無い文字商標)、Mark is in color(色あり商標)、3-D Mark(立体商標)Collective / Certificate / Guarantee Mark (団体商標、証明商標、保証商標)Mark consists of color(s)(色のみの商標)、Sound Mark(音声商標)という形式で表示されます。

Filter By Type of Mark
Filter By Type of Mark
存続期間満了日(Expiration)

今月期限が来るもの、半年以内に期限が来るもの、などを表示できます。

Expiration
Expiration
登録年(Registration Year)

登録年ごとに分析されて表示されます。

Filter By Registration Year
Filter By Registration Year
ウイーン分類(Vienna Classification)

図形分類であるウイーン分類毎に表示します。

Filter By Vienna Classificaton
Filter By Vienna Classificaton
商標権者(Holder)

商標権者ごとに表示されます。

Filter By Holder
Filter By Holder

3.Advanced Search, Search By (詳細検索)

マドリッドモニターのAdvanced SearchにはSearchの隣のAdvanced Searchタブをクリックすることで開できます。Advanced Searchが始まれば、Search Byの入力欄が現れ、このSearch Byの入力欄を利用して、通常のSearchより詳細な検索が可能となります。先ず、タブとそのタブ内で表示される入力欄を使用して、データの入力を行います。検索タームはAND(+)、OR(|)、NOT(-)の演算子を先頭に、下部のCurrent Searchエリアに条件式の表示のように、項目が増えれば増えた分も表示されます。タブとしては、Text(文字), Names(名前), Numbers(番号), Dates (日付), Class(類), Country(国), Other(その他)が設けられています。

Search By
Search By
Text(文字)タブ
Mark
  • Mark さらに=(通常)、=~(Fuzzy:スペルが類似)、P=(Phonetic:称呼が一致するもの)、S=(Stemming:変形例も含む。例えば ‘teach’ は’teaches’と’teaching’だけではなく ‘taught’も含む。)
  • Translation(翻訳)
  • Transliteration(音訳)
Description 商標の記載部分の文字を検索します。
Goods(all) 言語を選択することができ、英語、フランス語、スペイン語或いはこれらの全部の言語を選ぶことができます。日本語選べるという訳ではありません。
Names(名前)タブ
Holder(商標権者)
  • Holder
  • Holder Address(商標権者の住所)
Prev. Holder
  • Prev.Holder(前商標権者)
  • Prev.Holder Address(前商標権者の住所)
Representative
  • Representative(代理人)
  • Representative Address(代理人の住所)
Numbers(番号)タブ
Int.Registration
  • Int.Registration (国際登録番号)
  • Prev.Reg.(前国際登録番号)
  • Basic Reg. (基礎登録番号)
Basic App
  • Basic App(基礎出願番号)
  • Priority(優先権)
Reference
  • Reference (引用番号)
  • Gazette (公報番号)
Dates(日付)タブ
Registration 登録日
Publication 公表日
Priority 優先日
Expiration 存続期間満了日
Class(分類)タブ
Nice ニース分類
Vienna ウイーン分類
Country(国)タブ
Origin 本国
Destination 指定国
Priority 優先権発生国
Use requirements 要使用国
Other(その他)タブ
Colors claimed 色を主張

B. WIPO Gazzette

国際登録商標のWIPOガゼットは、マドリッドシステム(Madrid System)の公式刊行物です。この部分は、WIPOガゼットがそのままマドリッドモニターに組み込まれたようになっていて、変更毎週木曜日、国際事務局は、既存の国際登録に影響を及ぼす新たな国際登録、更新、その後の指定及び変更に関するデータを公表しています。紙のWIPOガゼットは過去には発行されていましたが、現在は電子版だけです。

1.Browse by chapter

データ入力欄は、上側の年度と発行号数のプルダウンメニューと、Remarkで始まるSummary検索がデフォルトのBrowse by chapterのタブで選択可能です。

WIPO Gazette Browse by Chapter
WIPO Gazette Browse by Chapter
Browse by chapterのSummaryで検索できる項目は、以下の通りです。Remark以外では、State/IGOも入力項目になり、国名で絞り込むことができます。

  • Remarks(お知らせ)
  • Registrations(登録)
  • International Registration which have not been the subject of a renewal
  • Second installment in respect of some designated Contracting Parties (Rule40(3))(後期分納)
  • Renewals(更新)
  • Complementary renewals(無料の更新)
  • Subsequent designations(事後指定)
  • Subsequent designations resulting from Conversion
  • Continuation of effect
  • Total change of holder(商標権者の全部移転)
  • Partial change of holder(商標権者の部分移転)
  • Mergers of international registrations(国際登録の併合)
  • Cancellation under Rule 25(規則25の取消)
  • Cancellation under Rule 22(規則22の取消)
  • Cancellation under Rule 34(3)(規則34(3)の取消)
  • Renunciations (放棄)
  • Limitations(商品役務の限定)
  • Change in the name or address of the holder(商標権者の名称若しくは住所の変更)
  • Possible opposition beyond the 18-months time limit (Rule 16)(18カ月の期限を越えた異議申立)
  • Notification of provisional refusals(暫定拒絶の通知)

2.Search by Registration Number or Mark or Holder

Browse by chapterのタブの隣のSearch by Registration Number or Mark or Holderをクリックすると、国際登録番号、商標、商標権者での検索が可能です。上側の年度と発行号数のプルダウンメニューは変更なしです。

WIPO Gazette Search by Registration Number or Mark or Holder
WIPO Gazette Search by Registration Number or Mark or Holder

C. 保存と共有(Save & Share)

1.サーチ(Search)の保存と共有

マドリッドモニターの検索条件とフィルターのSearchのセットを保存することができます。ユーザー名とパスワードの作成によりログインすることができます。ログインをすることで、最大30件まで、Searchのセットを保存することができます。ログインしないでマドリッドモニターを使用する場合には場合には、保存はページの使用を中止するまでになります。検索オプションへのリンク(link to searchの文字とチェーンのマーク)をクリックすると、ブックマークとして保存できるURLが提供されます。また、このリンクをシェアすることもでき、他のユーザーに、開いたときに自動的に現在の検索を表示させることもできます。最大で30サーチまで保存できます。

Saving Search
Saving Search

2.レコード(Record)の保存

サーチした結果、リスト表示の左端の小さなチェックボックス或いはグリット表示されマウスオーバーで拡大表示された右下端部の小さなチェックボックスにチェックを入れることで、選んだレコードからなるレコードセット(Record set)を作成することができます。レコードセットには最大30レコードまでしか含めることができず、また、一度に30レコードセットしか作成できません。マドリッドモニターにログインしない場合、保存されたレコードセットは、そのページの使用を停止するまで利用可能ですが、マドリッドモニターにログインすることで後日保存されたレコードセットを呼び出すこともできます。

Saving Record Sets
Saving Record Sets

D. 通知機能 (Alert)

マドリード電子アラート(MEA: Madrid Electronic Alert)は、特定の国際商標登録の状況を監視したいと思う人にその状況を通知するように構成された無料のお知らせサービスです。マドリッドモニターの電子アラートを利用するためには、初めにWIPOのアカウントを設定してログインする必要があります。監視対象とできるレコードについては、自分のものだけに限らず、他人の商標登録や出願のレコードに対しても監視可能となります。

サービスを利用するには、マドリッドモニターの画面上、各レコードの塗りつぶし無しのスターアイコン(☆)をクリックします。この操作によって、使用者のウオッチリストに当該レコードが追加され、このレコードについての状況の変化が電子メールでお知らせされます。また、このレコードが監視対象となった場合には、スターアイコンが塗りつぶし有りの(★)に代わり、監視状態が設定されていることが分かります。