高知県は四国地方の南側に位置する県で、年間日照時間も多く、また台風なども多く通過することから降雨量も多くなっています。四国山脈を源とする四万十川は日本最後の清流といわれており、太平洋に突き出す足摺岬や四国最南端とされる室戸岬も有名です。高知県は廃藩置県前の名称としては土佐の国とされ、その別称としては土州(どしゅう)があります。観光資源としては、幕末の戦士坂本龍馬の像がある桂浜や別名鷹城と呼ばれる高知城がありますが、高知県には世界遺産はなく、鳥取県、島根県に次いで3番目に人口が少ない県ともなっています。
【公式】高知家2018 KOCHI 総集編
【公式】高知家の唄 ‐ちゃぶ台と家族写真‐ | 高知家
目次 / Contents
高知の地域ブランド 工芸品
1.土佐打刃物 庖丁鍛冶、5:08
土佐打刃物(商標登録 第5021596号)の歴史は古く、1590年土佐一国を総地検した、長宗我部地検帳には399件の鍛冶屋が居たことが記されています。包丁 (ほうちょう)、鎌 (かま)、鉈 (なた)、柄鎌 (えがま)、鳶 (とび)、斧 (おの)、鋸 (のこぎり)、鍬 (くわ) などが主な製品です。土佐打刃物では黒打ち自由鍛造が主流です。
高知の地域ブランド 畜産物
2.おはようこうち 『土佐あかうしの生産基盤強化』(平成27年12月6日放送)、6:39
土佐あかうし(商標登録 第5514117号)とは、日本の肉用牛である和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)のうち、高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称であり、高知県内では土佐褐毛牛とも呼ばれています。
高知の地域ブランド 農産物
3.みんなのふるさと 甘さフルーツ並み! 甘み凝縮、高知のトマト、3:46
徳谷トマト(商標登録 第5079669号)は小玉主体を目標に熟成期間をできるだけ長くとり、水分を控えて栽培することで、糖度が8度以上にしたとっても甘い「フルーツトマト」です。
高知の地域ブランド 水産物
4.Shimanto river、16:05
四万十川の青さのり(商標登録 第5055105号)は最後の清流・四万十川の河口付近で栽培し2月ごろから5月くらいに採れるヒトエグサです。四万十川の青のり(商標登録 第5046684号)は最後の清流・四万十川の汽水域(海水と淡水の交わる区域)で12月ごろから3月位に採れる天然のスジアオノリです。
高知の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。高知県の地域団体商標の登録数は平成30年8月時点で5件です。
四万十川の青さのり 第5055105号 四万十川下流漁業協同組合
四万十川の青のり 第5046684号 四万十川下流漁業協同組合、四万十川中央漁業協同組合
徳谷トマト 第5079669号 高知市農業協同組合
土佐あかうし 第5514117号 全国農業協同組合連合会
土佐打刃物 第5021596号 高知県土佐刃物連合協同組合
高知の地理的表示(GI)
地理的表示保護制度は、その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度ですが、高知県では平成30年8月時点で地理的表示の登録はありません。
高知県のブランドマーク
県産品販売促進ロゴマーク



高知県食品総合衛生管理認証マーク

高知家ロゴマーク

室戸海洋深層水ブランドマーク

地域ブランド・地域団体商標 都道府県別リンク