栃木県は関東北部の内陸に位置する県で、日光東照宮・日光二荒山神社・輪王寺のなどの世界遺産があり、日光エリアや那須・塩原エリアには鬼怒川・川治温泉や塩原温泉などのいくつかの温泉郷もあります。また、中禅寺湖や戦場ヶ原、華厳の滝も日光エリアにあります。県庁所在地の宇都宮は、餃子の街として知られていますがえ、他にも日光の湯葉や苺、かんぴょうなども有名です。廃藩置県前の名称としては下野(しもつけ)の国があり、その別称としては野州があります。
栃木県観光PR動画「ようこそ!栃木へ(WELCOME TO TOCHIGI!)」、4:13
栃木の地域ブランド 工芸品
1.手技TEWAZA「益子焼」mashiko ceramic、5:15
益子における焼物の歴史は古く、奈良時代までさかのぼります。 厚手で素朴な力強い美しさが特徴で、昭和54年には国の伝統的工芸品の指定を受け、益子焼(商標登録 第5595844号)は地域団体商標として登録されています。
2.益子焼 とちぎの伝統工芸品、3:07
栃木の地域ブランド 地域、温泉
3.三遊亭遊雀 in 塩原温泉、6:06
塩原温泉(商標登録 第5067303号)は、鬼怒川温泉(商標登録 第5315242号)、川治温泉(商標登録 第5315243号)と共に、地域団体商標として登録されています。
4.湯けむり日本 温泉の旅 鬼怒川・川治温泉、5:13
川治温泉の源泉である薬師の湯には幕末に活躍した新撰組の副隊長土方歳三が宇都宮の戦いで受けた弾傷を治すため湯治をして会津に行ったと言われています。
栃木の地域ブランド 織物、染物
5.【結城紬】新・伝統の技を守れ~本場結城紬のふるさとを訪ねて~、11:45
世界に誇る「日本の織りの宝物」本場結城紬。本場結城紬(商標登録第5026150号)は栃木県小山市と茨城県結城市に跨る地域ブランドとして地域団体商標に登録されています。
栃木の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。栃木県の地域団体商標の登録数は平成30年5月時点で8件です。本場結城紬は栃木県と茨城県の両方にまたがっています。
氏家うどん 第5817109号 氏家商工会
川治温泉 第5315243号 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合
鬼怒川温泉 第5315242号 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合
塩原温泉 第5067303号 塩原温泉旅館協同組合
中山かぼちゃ 第5555021号 那須南農業協同組合
益子焼 第5595844号 益子焼協同組合
真岡木綿 第5826769号 真岡商工会議所
本場結城紬 第5026150号 本場結城紬卸商協同組合, 茨城県本場結城紬織物協同組合, 栃木県本場結城紬織物協同組合
栃木の地理的表示(GI)
その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、地理的表示保護制度はこのような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度です。栃木県では平成30年1月時点で地理的表示の登録が1つあります。
新里ねぎ 第2類 野菜類 ねぎ 栃木県宇都宮市新里町
栃木県ブランドマーク

栃木県は、関東北部に位置し、充実した都市機能とともに、豊かな自然、優れた歴史・文化、人と人とのつながりなど、「ローカル」の良さを兼ね備えており、そうした本県の魅力・実力を最大の価値として、「ベリー グッド ローカル」という言葉に込めて国内外に発信し、地方のモデルとなっていきます。そのためのキャッチフレーズを「ベリー グッド ローカル とちぎ」とし、ベリーは、「非常に」という意味と、「いちご」の意味の2つを込めています。ベリーグッドローカルとちぎの公式サイトがあります。