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新潟 商標登録 地域ブランド
新潟 商標登録 地域ブランド 新潟県は本州日本海に面した県で、新幹線では越後湯沢から新潟県内になりますが、終点の新潟駅までは、越後湯沢から135kmもあります。また新潟県は、本土330.8kmと離島303.9kmで総延長634.7kmのかなり長い海岸線を有しています。金の採鉱地とされた佐渡が島があり、山形、馬、長野との県境には概ね山岳部となっており、そこには温泉やスキー場も点在し、寒暖差から優れた農産物を生み出す土地柄となっています。新潟県は上越、中越、下越と佐渡の地区に分ることができ、古くは越後の国、佐渡の国からなり、別称としては越州があります。”米”、”日本酒”、”米菓”といった新潟県を代表する食品は全国的に有名で、小千谷市と長岡市(旧山古志村)の錦鯉は世界的に有名です。
うまさぎっしり新潟の旅 エリア編
新潟の地域ブランド 酒
1.新潟県醸造試験場、15:00
都道府県立として全国で唯一の日本酒専門の試験場であり、県内清酒産業の振興に貢献しています。酒造好適米「越淡麗(こしたんれい)」.「五百万石」は新潟県農業総合研究所と共同で開発されています。新潟清酒(商標登録第5036832号)は地域団体商標として登録されています。
新潟の地域ブランド 工芸品
2.Kamo Kiri Tansu、12:38
日本の伝統工芸品 加茂桐箪笥(商標登録第5140633号)の紹介動画です。
3.伝統技術!村上木彫堆朱(Murakami wood-carved reliefs)、1:33
村上木彫堆朱(商標登録第5201424号)とは、彫りを施した木地にうるしを塗り重ねて仕上げる伝統的工芸品です。
4.安田瓦 紹介ムービー、8:55
安田瓦(商標登録第5043343号)は1200度で還元をかけて焼成され、光沢のある銀鼠色の瓦に仕上がります。鉄色瓦とも呼ばれます。
新潟の地域ブランド 織物、染物
5.1200年の伝統とモダンの融合【小千谷縮】の魅力!、1:11
小千谷紬(商標登録 第5018287、5018288 号)と共に小千谷縮(商標登録第5018285、5018286号)も地域団体商標として登録されています。
6.五泉ニット工業協同組合のwebsiteからの動画
新潟県五泉市は、日本で一番の生産額を誇る、『ニット』の街です。五泉ニット(ごせんにっと)は第5987373号として商標登録されています。五泉ニット工業協同組合
新潟の地域ブランド 地域、温泉
7.越後湯沢 温泉街 – 地域情報動画サイト 街ログ、1:01
開湯より約800年以上が経つ越後湯沢温泉(商標登録第5327846号)はノーベル賞作家川端康成の名作「雪国」でも知られています。
新潟の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。新潟県の地域団体商標の登録数は令和4年4月時点で14件です。(新潟 商標登録)
- 小千谷縮 第5018285号 小千谷織物同業協同組合
- 小千谷縮 第5018286号 小千谷織物同業協同組合
- 小千谷紬 第5018287号 小千谷織物同業協同組合
- 小千谷紬 第5018288号 小千谷織物同業協同組合
- 新潟清酒 第5036832号 新潟県酒造組合
- 安田瓦 第5043343号 安田瓦協同組合
- 新潟茶豆 第5110146号 全国農業協同組合連合会
- 越後上布 第5128466号 塩沢織物工業協同組合
- 加茂桐箪笥 第5140633号 加茂箪笥協同組合
- 村上木彫堆朱 第5201424号 村上堆朱事業協同組合
- 越後湯沢温泉 第5327846号 湯沢温泉旅館商業協同組合
- 亀田縞 第5661445号 亀田繊維工業協同組合
- 五泉ニット 第5987373号 五泉ニット工業協同組合
- 越後みそ 第6331544号 新潟県味噌醤油工業協同組合
新潟の地理的表示(GI)
地理的表示保護制度は、その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度ですが、新潟県では令和4年5月時点で地理的表示の登録は3件あります。
くろさき茶豆 平成29年4月21日 新潟市黒埼地区茶豆組合協議会
津南の雪下にんじん 令和元年6月14日 津南雪下にんじん協議会
大口れんこん 令和3年5月31日 大口れんこん生産組合
新潟県のブランドマーク

うまさぎっしり新潟は新潟県の観光協会が後押しするプロジェクトです。”米”、”日本酒”、”米菓”といった新潟県を代表する食品はもとより、原材料や製造方法にこだわるなど地域の特色を活かした食品・食材がうまさぎっしり新潟の逸品として紹介されています。また、豊かな自然に加え、生産者の創造力と努力によって生み出された新潟県のフードブランドとして、「ル レクチエ」、「越後姫」、「にいがた和牛」、「佐渡寒ブリ」、「えだまめ」、「にいがた地鶏」、「南蛮エビ」、「ヤナギガレイ」の8品目を「にいがたフード・ブランド」のイメージリーダーとして、県産農林水産物のブランド化を図っています。

柳カレイはほっそりとした体形が柳の葉を連想させることから命名されたと言われています。県が勧める「新潟フードブランド」の対象魚で、新潟を代表する特産品です。柳カレイは白く美しい魚で、身に旨味を蓄え、お腹に卵を持ちます。特に一夜干しは程よく水分が抜けた身はしっとりして中に凝縮された上品な旨みを有し絶品とされています。

新潟のブランド産品の第1は何といってもコシヒカリを中心とした日本一の米どころのお米です。にいがたのごはんの素は、その米どころの朝ごはんを土地で採れた食材で作ったおかずとともに食すことが発端とされ、旅館を中心に出される朝ごはんから地域の食材を使った食品ブランドに育るプロジェクトにもなっています。

